マーカーは天保九年銘題目供養塔です。
「今昔マップ on the web:時系列地形図閲覧サイト|埼玉大学教育学部 谷 謙二(人文地理学研究室) – 首都圏編」で明治期以降の新旧の地形図を切り替えながら表示することができます。
天保九年銘題目供養塔
[天保九年銘題目供養塔<品川区指定文化財・民族第23号>(鎧町協力会所有)
・天保九年(1838)、池上道と稲毛道の分岐点に建てられた道標。
(池上道は1282年に創建された池上本門寺に向かう道)
・本来の位置からは移動している。
・江戸時代の交通史を知る上で貴重な資料。
境内に据えられている供養塔は、元々はゼームス坂からの池上道と稲毛道の追分に建てられていたが、その後この地区の開発により、転々と場所を変えられ、昭和50年ごろ元の位置に近い現在地に落ち着いた。正面に「南無妙法蓮華経」と刻み、左側面に「左池上道本門寺マテ一里」「右稲毛道中延マテ十八町千束マテ廿五町」、裏面に「天保九年戊戌二月十一日」と刻む。三河屋利兵衛ら8名のほか北品川講中、日本橋講中の名も見え、本門寺の講中が道中功徳のため建立したもの。(東京の地名の由来より引用) (「しながわ観光協会(東京都品川区) – 天保九年銘題目供養塔と清護稲荷」より)]
「天保九年銘題目供養塔 – Google Map 画像リンク」
カメラ北東方向に天保九年銘題目供養塔があります。
天保九年銘題目供養塔(Google Map 画像)
2009年の画像で、この場所に清護稲荷神社があった。