マーカーは戸越八幡神社です。
「国立公文書館デジタルアーカイブ – 江戸御場絵図」(江戸御場絵図表示は南北逆になっていますので、反転表示すると見やすくなります。反転表示した絵図四つ切右下・「戸越」左に八幡社と描かれています。)
戸越八幡神社
[戸越八幡神社(とごしはちまんじんじゃ)は、東京都品川区戸越にある神社。旧戸越村の鎮守。当神社は大永6年(1526年)に行永法師という諸国を行脚していた僧が、村内の藪清水池水源地に誉田別命(応神天皇、八幡神)の神体が出現したのを見つけたので、草庵を作りまたそこに京都・石清水八幡宮から分霊を勧請して共に祀ったのが始まりであるといわれている。人々が祈願するとたちまちにかなうといわれていたので、成就庵と呼ばれた。その後文禄元年(1593年)に、近隣にある別当寺だった行慶寺の開山・念誉によって成就庵のところに八幡神社を建立してご神体を阿弥陀如来と共に祀ったといわれている。その後、元禄元年(1688年)に現在地に移転された。別当は明治時代に神仏分離令により廃止された。社殿は200年ほど前に建立されたもので、安政2年(1855年)に改築されたものである。現在でも地元の人々から信仰を得ている。
戸越の名のおこり
たちまちに願いがかなうと言う成就庵の評判を歌った古歌に
「江戸越えて 清水の上の成就庵 ねがひの糸の とけぬ日はなし」
という詠がある。成就庵は戸越八幡神社の起源となった草庵である。ここに詠まれているようにこの地は江戸越えの村ということで、「江戸越」(えどごえ)がやがて「戸越」という地名になりそれが現在の地名になっているといわれている。
戸越八幡神社鳥居・wikipedia-photo
「別当だった行慶寺。戸越八幡神社に隣接してある。」・wikipdia-photo (wikipedia・戸越八幡神社より)]
「戸越八幡神社ホームページ | 江戸越えのお宮さまへようこそ」 – 「祭典・年間行事」
「江戸名所図会. 巻之1-7 / 斎藤長秋 編輯 ; 長谷川雪旦 画図」・「戸越八幡行慶寺」(4-46)、「八幡山行慶寺、戸越八幡解説・左ページ左から5行目より」(4-44)、「戸越八幡解説-2・右ページ2行目まで」(4-46)
戸越八幡行慶寺(拡大図)
[図会中程左に戸越八幡神社、その下に行慶寺が描かれています。]
カメラ北方向が戸越八幡神社参道です。
戸越八幡神社境内のカメラです。
戸越八幡神社拝殿前のカメラです