ママ下湧水公園(ママ下湧水)

マーカーは「ママ下湧水」です。

ママ下湧水公園
[「ハケ」「ママ」の斜面地の多くは雑木林で覆われ、「ハケ下」、「ママ下」には湧水がみられる。特に有名なのは名水百選にも選ばれている国分寺市の「お鷹の道・真姿の池湧水群」である。これは国分寺崖線下の湧水であって、多摩川の支流である野川の源流のひとつとなっている。もうひとつ著名なのは、国立市の「ママ下湧水群」である。これは青柳崖線下の湧水であって、湧水量の多さとそれが今も稲作に用いられ、大都市近郊にありながら昔ながらの景観を生み出しているとともに多様な水辺の生物を涵養している点に価値がある。
「武蔵野公園から見た国分寺崖線。奥の木立がその崖面で、「ハケ」と通称される。」・wikipedia-photo、ママ下湧水群のひとつ「上(かみ)のママ下」(国立市矢川)・wikipedia-photo  (wikipedia・武蔵野台地より)]

[「ママ下湧水」は東京都国立市の南西部、多摩川にほど近い辺りにある。「ママ」とは「崖」を意味する古語であるらしい。同じく崖を意味する古語で「ハケ」という言葉があるが、この地域では「ママ」という言葉も残っているということなのだろう。「ママ下湧水」とは、だから「崖下の湧き水」という意味で、昔からこの辺りでは青柳崖線の崖下の湧き水を「ママ下湧水」と呼んでいたそうである。現在「ママ下湧水」として知られている湧水のある場所は「上(かみ)のママ下」と呼ばれていたそうで、昭和の初めまで、この湧水を利用してわさびも作られていたらしい。湧水の脇には「国立市四軒在家土地区画整理組合」の名で「上(かみ)のママ下」についての簡単な解説を記したパネルを設置した石碑があり、そうしたことが書かれている。
前述のパネルにも記されているが、「ママ下湧水」の周辺は「ママ下湧水公園」として自然環境が保全されている。「公園」とは言っても、湧水やその周辺の自然の保全が目的であるから、住宅街の中に設けられた街区公園などとは異なり、遊具や広場などは設けられていない。そもそも公園の範囲すら判然としないが、おそらく湧水と湧水から流れる小川、青柳崖線の斜面林などが公園として保全の対象になっているのだろう。周辺は住宅地が広がり、中央自動車道や甲州街道(都道256号)も近く、すぐ横には都道20号も抜けるところだが、そのような立地にこれほどの自然環境が残っているのは貴重なことだと思える。地元の人は今でも湧水で野菜を洗ったりするそうである。
「ママ下湧水」は鬱蒼と木々の茂った青柳崖線の崖下で今も豊富な地下水を湧出し続けている。湧水は清らかな小川となって崖下を東へ流れてゆく。この小川は「清水川」、あるいは「ママ下の川」と呼ばれているそうだ。小川には小径が沿っており、景観を楽しみつつ、のんびりと散策を楽しむことができる。「ママ下湧水」の前、小径の南側には湿地があるが、これも湧水を集めたものか。小川はやがて都道20号線の下をくぐってゆくが、その辺りは「親水公園」的に整備がなされており、水遊びを楽しむ子どもたちの姿がある。  (「佳景探訪 – ママ下湧水と矢川おんだし (東京都国立市)」より)]

東京都国立市「ママ下湧水」と「矢川おんだし」って何? | 東京都 | トラベ

ママ下湧水公園 – Google Map 画像リンク

カメラ北方向四つ目垣の場所が「ママ下湧水」です。

カメラ東北東方向にママ下湧水公園案内板があります。