マーカーは古八幡社です。
「今昔マップ on the web:時系列地形図閲覧サイト|埼玉大学教育学部 谷 謙二(人文地理学研究室) – 首都圏編」で明治期以降の新旧の地形図を切り替えながら表示することができます。
1896~1909年地図で下原の右上が古八幡社で、現在の東京天文台敷地内に描かれる鳥居と「卍」が大沢八幡神社と長久寺と思われます。長久寺が開山の時、古八幡社の場所にあった大沢八幡神社が別当寺となる長久寺傍に遷座したとされます。その大沢八幡神社跡に改めて古八幡社として奉祀したといいます。
古八幡社
[古八幡社は、三鷹市大沢にある神社です。古八幡社は大沢八幡神社の旧地だといい、大沢八幡神社が慶長3年(1598)長久寺境内に遷座後、改めて奉祀したといいます。
●「三鷹市史」による古八幡社の由緒
祭神、応神天皇。祭礼日9月11日。創建年代は不詳であるが、現在の大沢八幡神社のもとになった地に、慶長3年(1598)長久寺境内に遷座後改めて奉祀したものと推測され、そこに現在の八幡神社に対して古八幡社と呼ばれるゆえんであろう。(「三鷹市史」より) (「古八幡社|三鷹市大沢の神社 – 猫の足あと」より)]
カメラ北方向が古八幡社です。参道右に元禄14(1701)年笠付角柱型・青面金剛の庚申塔、カメラ北東方向郵便ポスト前にで元禄7(1694)年駒板型の庚申塔があります。(「三鷹市の庚申塔(大沢 古八幡の庚申塔)(2015/08/08) | 歩けるうちに歩い …」より)