常仙寺(寅薬師)

マーカーは常仙寺です。

常仙寺
[石雲山常仙寺は曹洞宗の寺で、開山は本寺である中野の竜昌寺四世祥岩存吉和尚です。
開創は慶長7年(1603)といわれ、当初は江戸麹町に創建され、明治41年に至り寺域が狭くなったため、現在の地に移転しました。
本尊行基作と伝えられる薬師如来坐像で、この薬師のいわれについて『江戸名所図会』に「此霊像、永禄の頃までは参州鳳来寺の山麓に立せ給ひしが、往古当寺開山祥岩存吉禅師、三州新城にありていまだ凡俗たりし頃、この霊像虎に化現し給ひ、狼の難を遁れしむ。依って其後法恩の為に出家し……当寺を闢いて此本尊を安置せしとなり」とあり、小像ながら秀麗な仏像です。こうした由来から、この薬師は俗に「寅薬師」と呼ばれ、災難除けの仏として江戸時代から広く人々に親しまれてきました。
なお、境内には延宝8年(1680)銘の庚申塔のほか、如意輪観音六地蔵などが祀られ、墓地には国文学者塩井雨江の墓碑があります。
昭和59年3月  (「67 常仙寺 【寺院】(和田1丁目68番11号)|杉並区公式ホームページ」より)]

常仙寺ホームページ」 – 「常仙寺について

常仙寺|杉並区和田にある曹洞宗寺院、寅薬師 – 猫の足あと

国立国会図書館デジタルコレクション – 〔江戸切絵図〕. 御江戸番町絵図」(絵図右下・心法寺上に麹町時代の常仙寺が描かれています。)
国立国会図書館デジタルコレクション – 東都番町図」」(絵図右下・心法寺上に麹町時代の常仙寺が描かれています。)

江戸名所図会. 巻之1-7 / 斎藤長秋 編輯 ; 長谷川雪旦 画図」・「常仙寺寅薬師堂心法寺」(7-12)、「寅薬師如来解説・左ページ4行目から」(7-11)
常仙寺寅薬師堂心法寺(拡大図)

[図会は麹町時代の常仙寺(寅薬師)で、図会上に心法寺、その下に常仙寺(寅薬師堂)が描かれています。]

常仙寺 – Google Map 画像リンク

カメラ南南東方向が常仙寺山門です。

常仙寺本堂前のカメラです。