マーカーは賀川豊彦記念松沢資料館です。
賀川豊彦記念松沢資料館
[当館は、20世紀を駆け抜けた、世界的にも稀有な人物、賀川豊彦の思想と実践とを後世に伝えるため、賀川豊彦に関係する資料の蒐集、公開、研究活動を続けています。
現在、資料館の主な活動は、常設展示(原資料とパネルによる)、特別展示(不定期)、レファレンス、資料蒐集、出版(「雲の柱」等の刊行)、および団体向けセミナーです。
賀川豊彦は若き日、神戸のスラムに身を投じて貧しい人々の救済に専念しました。壮年時代には、労働組合運動、農民運動、協同組合運動、無産政党樹立運動に献身し、関東大震災が発生するや、東京にて、罹災者救済やセツルメント事業に力を尽くしました。
また生涯を通じて日本と世界にキリスト教の伝道を行い、戦後は伝道と著作のかたわら世界連邦運動を提唱、指導しました。これらの諸活動を継続する間に宗教、哲学、経済、社会、文明批評、随筆、小説等の作品を多数発表しました。それらは、彼の死後「賀川豊彦全集」全24巻として刊行されています。
彼の事業は関西、関東を始め全国に亘り数多くの同士を組織して行なわれ、その運動は広範な規模において展開されました。
これらの事業活動および著作に関する膨大な資料文献、原稿等は、日本近代史の貴重な資料です。
それらを蒐集、整理保存して一般に公開、調査研究に資することを目的とし、多くの人々や団体からの寄付金により、1982年10月に開館しました。
[ 2F展示フロア Exhibition floor ]
賀川豊彦の生涯と、彼が関係した社会事業についての展示をしています。
パネル展示 賀川豊彦の活動を写真パネルと解説にて紹介しています。
原資料展示 賀川豊彦の作成した原稿類、遺品などを公開しています。
映像コーナー 生前の賀川豊彦を収録した、A Day with Kagawa や「愛と協同」を常時再生しています。
再現空間コーナー 1931年(昭和6)年に建立された旧松澤教会を移築して、内部を公開しています。晩年の賀川豊彦の肉声 が流れ、当時の雰囲気を体験できます。
ミュージアム・ショップ 賀川豊彦に関する書籍、グッズなどを販売しています。 (「賀川豊彦記念松沢資料館のご案内」より)]
「賀川豊彦記念松沢資料館 – Google Map 画像リンク」
カメラ南東方向階段上が賀川豊彦記念松沢資料館です。