黄金井六地蔵・黄金の水

マーカーは黄金井六地蔵です。

今昔マップ on the web:時系列地形図閲覧サイト|埼玉大学教育学部  谷 謙二(人文地理学研究室)首都圏編」で明治期以降の新旧の地形図を切り替えながら表示することができます。

黄金井六地蔵
[小金井には、7月中旬の新盆、7月31日から8月2日、8月中旬の旧盆の三つのお盆があるといわれています。昔、小金井では農作物の手入れが一段落した7月31日に盆の迎え火を焚く風習があり、8月1日から3日までは野良仕事を休んで墓参りしたといいます。7月30日(日)に開催された「黄金井六地蔵盆・子ども祭り」は二番目のお盆の日にあたります。当日、前原坂上交差点の近くにある六地蔵で短冊に願い事を書いてお地蔵さんにかなえてもらうというイベントがありました。
六地蔵は前原坂上交差点の近くにあり、六角柱の各面に六つのレリーフが刻まれ、小金井村の念仏講が「二世安楽」を願って宝永四年(1707年)に建立されました。「六地蔵は人間が死後、生前の善悪によって行きめぐる、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上の六つの苦界(六道)で、衆生の苦しみを救う六種の地蔵菩薩です。病疫や悪霊の侵入を防ぐ境の守りとして、村境、辻、寺や墓の入口などに見られます。この六地蔵は笠付きの六角柱の各面に一体づつ半肉彫りにされており、それぞれ、印相や持ち物に違いがあります」(小金井市教育委員会)  (「Vol.511 地蔵に願いを!黄金井六地蔵盆・子ども祭り – 小金井市観光まち 」より)]

黄金の水
[小金井市は、東京都下でも緑の多い街。市内のほぼ真ん中を「はけ」と呼ばれる崖が東西に走り、その崖沿いの道は「はけの道」と呼ばれ、その所々には今でも湧き水が湧き、散歩コースとしても人気があります。
武蔵小金井駅南口にある小金井市中央商店街の裏、六地蔵の境内には、「黄金の水」と呼ばれる井戸水があります。こちらは、2年ほど前に町おこしの一環として商店街の協同組合が掘りあてたもの。
みごと東京都の水質基準にも適合し、都内では数少ない、食品衛生法上「飲んでも大丈夫な」井戸水として話題になりました。
井戸は深さ約100メートル。硬度150くらいの硬水で、お茶・コーヒーなどの熱い飲み物を淹れるときや、煮物を作るときなどに適しているそうです。
この水を飲むには、商店街の文具店で専用の蛇口(500円)を購入し、8時~20時の時間内汲むことが出来ます。
地元の名水を求めて、井戸の前には毎日たくさんの主婦や地元の飲食店の方々などが絶え間なく訪れています。  (「黄金の水」より)]

黄金の水(宝永四年六地蔵) – Google Map 画像リンク

カメラ南東方向が「黄金の水」と呼ばれる井戸水で、その右方向に黄金井六地蔵が祀られています。