マーカーは八幡山八幡社です。
八幡山八幡社
[八幡神社(はちまんじんじゃ)は東京都世田谷区八幡山にある神社である。旧八幡山村の鎮守で、地名の由来となった。
創建は不明。1288年(正応元年)創建の東覚院薬王寺(世田谷区千歳台)を別当寺としていたことから、東覚院と同時期の創建という説もある。 1909年(明治42年)稲荷社を合祀した。
八幡山八幡社・wikipedia-photo
(wikipedia・八幡社_(世田谷区八幡山)より)]
[この八幡社は創建年代など不詳ですが、それなりの古社のようで、北側に3基の庚申塔があります)。
社は烏山川の北側の台地上にあり、言うまでもなく八幡山の地名の由来となっています。現在の世田谷区八幡山は昔は多摩郡八幡山村といい、さらに中世には鍛冶山村とも呼ばれたそうです。この付近の台地の裾から縄文時代の住居跡とともに江戸初期の炭焼き窯の跡が4基発見されており、鍛冶山の地名と関係があると思われます。また、江戸時代には彦根藩・井伊家の領地で、御林地とされていました。明治22年に周辺の村と合併して千歳村大字八幡山となり、昭和11年に世田谷区に編入されています。
現在は北端の京王線八幡山駅周辺が最も賑やかですが、昔は八幡社周辺が村の中心でした。といっても、人口の少ない村で、わずかに商店が点在する程度だったようです。現在も郵便局や理髪店、酒屋などがあります。 (「世田谷の古道~滝坂道(後編:宮の坂~滝坂)」より)]
「国立公文書館デジタルアーカイブ – 江戸御場絵図」(江戸御場絵図表示は南北逆になっていますので、反転表示すると見やすくなります。反転表示した絵図四つ切左上・「八幡山」右下方向に八幡社が描かれています。)
カメラ北北東方向が八幡山八幡社です。