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「国立公文書館デジタルアーカイブ – 江戸御場絵図」[江戸御場絵図表示は南北逆になっていますので、反転表示すると見やすくなります。反転表示した絵図上方向に渋谷道・瀧坂道が描かれています。
「今昔マップ on the web:時系列地形図閲覧サイト|埼玉大学教育学部 谷 謙二(人文地理学研究室) – 首都圏編」で明治期以降の新旧の地形図を切り替えながら表示することができます。
1896~1909年地図で、中渋谷下の電車道から分岐して氷川神社上を通る道が瀧坂道になります。
[滝坂道(甲州街道出道)は、かつての大山道(矢倉沢往還)が道玄坂から分岐をし、武蔵国府のあった府中に向かっていた古道で、その起源は江戸幕府が開府する前からと考えられています。大山道(矢倉沢往還)から別れる滝坂道のスタート地点は現在の道玄坂坂上交番前交差点で、西方向・現在の丸山町を抜け旧山手通り、三田用水を横断して、松見坂(松見坂交差点)から淡島通りを進みます。途中、世田谷区池尻4丁目39で旧道に入り厄除地蔵前を通り、三宿2丁目38先で再度淡島通りに出て西進します。世田谷区若林2丁目41手前で淡島通りと分かれ旧道に入り、環七通りを抜け世田谷区立若林小学校北側を進み、梅丘二丁目交差点を抜け世田谷区梅丘2丁目23北西角で南に折れ、豪徳寺1-1 地蔵尊前で西に進みます。東急世田谷線を横断して西進すると、宮坂1-43角に庚申塔・地蔵尊があります。ここの二又を西進するルートが瀧坂道で、南進道は荏原郡経堂在家村(現経堂)への道です。宮坂1-43庚申塔・地蔵尊角を西進すると荏原郡経堂在家村(経堂)北端(現・すずらん通り商店街、経堂シンフォニー商店会)を通り抜けます。南進道は経堂駅南高架を抜け経堂3-38-1 子育地蔵尊の北側の道を進み、経堂2丁目北西端・経堂小学校前で瀧坂道(経堂シンフォニー商店会)と合流します。さらに、瀧坂道は北西に進み八幡山一丁目交差点南西・世田谷区船橋6丁目14の南側先で一旦途絶し、世田谷区八幡山1丁目6で再どはじまり、八幡山八幡社、明治大学八幡山グラウンド南側を通過し、千歳台交差点を横断し、東京ガス 世田谷整圧所 ガスタンク南側を通り榎交差点に出ます。榎交差点から南西方向に進み安穏寺坂を通り、仙川を横断します。その後西北西方向に進み甲州街道・瀧坂旧道で終点になります。]