マーカーは羽根木神社です。
「国立公文書館デジタルアーカイブ – 江戸御場絵図」(江戸御場絵図表示は南北逆になっていますので、反転表示すると見やすくなります。反転表示した絵図中央上・「松原」右上方向、玉川御水下方向に描かれる鳥居が羽根木神社だと思います。)
「今昔マップ on the web:時系列地形図閲覧サイト|埼玉大学教育学部 谷 謙二(人文地理学研究室) – 首都圏編」で明治期以降の新旧の地形図を切り替えながら表示することができます。
1896~1909年地図の羽根木上の鳥居が羽根木神社だと思います。
羽根木神社
[羽根木神社の創建年代は不詳ですが、当所周辺にあった邸内の鎮守として稲荷神を勧請して創建したといいます。
●せたがや社寺と史跡による羽根木神社の由緒
祭神宇迦能御魂神を祀った神社である。以前は羽根木稲荷神社と称していた。創建については判明せず、羽根木という名称は「新編武蔵風土記稿」に「小名羽根木東北ノ隅ニアリ」と記事あり、小名としてはよほど古き、ものと思われる。神社関係者の説によると、最初は誰かの内宮であった。その後、細野嘉十郎、稲山新太郎の所有の土地となっていたが、その特志によって寄附されたという。神社敷地249坪(821.7平方)、祭礼は9月14日。
神社入口に石碑があり、表に「羽根木神社」裏に「祭神宇迦能御魂神、昭和二十年五月戦災の為神社神木等焼失に付崇敬者一同の浄財により新築整備す。昭和二十三年九月氏子中、芦沢新平謹書」と彫刻してある。(せたがや社寺と史跡より) (「羽根木神社 – 猫の足あと」より)]
「せたがや百景 No.16 羽根木神社の参道 <世田谷散策記>」
カメラ北北西方向が羽根木神社参道(Google Maps)です。
カメラ東南東方向が羽根木神社西鳥居です。