マーカーはつまみかんざし博物館です。
つまみかんざし博物館
[繊細な技が大輪の華に。色鮮やかな江戸の粋(いき)に感動。
つまみかんざし博物館は、4階建マンション最上階の自宅にあります。階段の壁面に飾られた展示パネルを見ながら上るごとに知識が深まります。マンション入り口のモダンな看板が目印です。マンションにはエレベーターも設置されていますが、階段で壁面のギャラリーを楽しみながら上っていきましょう。4階のドアを開くとかわいい「つまみかんざし博物館」。自宅兼工房の玄関を改造した展示スペースです。
担い手の声(石田 毅司 いしだ つよし、つまみ簪職人、平成20年度新宿ものづくりマイスター認定)
受け継いだ技術を磨き、日本の工芸品を残したい。
「小さな絹の羽二重の布をピンセットでつまむ。さらに小さく折りたたんで台紙に貼る。題材に合わせて色とりどりの布を重ねていく。やがてそこに美しい色彩の花鳥風月が現れる……。それがつまみ簪の世界です。和装の機会が減った現代では、使われる機会や場所が限定されていますが、江戸を代表する美しい職人技を、今後も伝承していきたいと思っています」 (「見学・体験レポート つまみかんざし博物館 江戸つまみ簪 伝統 」より)]
[「つまみかんざし」とは、極彩色の薄い小さな絹のキレをピンセットでつまんで作られた花や鳥・動物などを装飾とした、かんざしや髪飾りで、江戸時代に生まれ今日に受け継がれる伝統工芸品です。現在では、七五三の女の子や舞妓さんの髪を美しく飾るばかりでなく、アクセサリーや部屋のインテリアなど、さまざまな作品が生み出されています。
「つまみかんざし博物館」は、平成5年10月に開館した全国で唯一のつまみかんざしの博物館で、その歴史や職人の系譜、作品や工房での作業も見学できました。主宰する石田健次・毅司さん親子は、全国でも十五人程になったという、数少ないつまみかんざし職人として、伝統の技を守っています。 (「つまみかんざし博物館 | 一般社団法人新宿観光振興協会」より)]
[「つまみかんざし」とは、薄い小さな絹のキレを、ピンセットを使ってつまんで作られる日本の伝統工芸品です。
今から200年ほど昔の江戸時代に髪飾りとして生まれました。豊国や清峯の浮世絵にも描かれています。
【開館時間】10:00~17:00
【開 館 日】水・土曜日
【料 金】無料
【住 所】新宿区高田馬場4-23-28 ヒルズISHIDA401
【交通手段】JR線・地下鉄東西線・西武新宿線「高田馬場駅」 徒歩5分
【電 話】03-3361-3083 (「新宿ミニ博物館-新宿歴史博物館 – 公益財団法人新宿未来創造財団」より)]
「つまみかんざし博物館 – Google Map 画像リンク」
カメラ南南西方向がヒルズISHIDAで、その4階につまみかんざし博物館があります。