マーカーは玉川上水(浅間橋)です。
玉川上水(浅間橋)
[玉川上水の小平監視所より下流は、かつては多量の水が新宿区の淀橋浄水場まで送られていたものの、1965年(昭和40年)の同浄水場廃止とともに送水を停止し、以降は水道施設としての利用はない。 その後長いあいだ“空堀”状態であったが、1986年(昭和61年)、都の策定した「清流復活事業」により水流が復活した。昭島市宮沢町にある多摩川上流水再生センターにて高度二次処理を施した下水が、このために送水されてきている。 途中、JR武蔵境駅北方・境橋(旧武蔵国多摩郡上保谷村・武蔵野市境4丁目11地先)付近で分水して千川上水へも高度二次処理下水の20%を分流させている。
流路は一貫して東流、ないしは南東流をつづける。一橋大学小平キャンパスの傍らにある商大橋地点(小平市学園西町1丁目29地先)から前述の境橋までは五日市街道と併走。その後境浄水場の脇を流れ、三鷹駅の直下をくぐりぬけ、井の頭公園を横断し、神田川の500メートルばかり南方を並ぶようにして流れる。 京王井の頭線・富士見ヶ丘駅の南方、往時には橋が架かり浅間橋(せんげんばし)と呼ばれていた地点の付近で中央自動車道にぶつかる。 開渠区間は浅間橋の200メートルほど上手でひとまず終わっており、清流復活事業の区間も当地点までとなっている。
浅間橋から水道局新宿営業所付近までの区間では、一部の例外を除いて、水路のほとんどが暗渠化されている。 しかしながら、道路の下になってしまった一部の区間を除き、大半の区間では流路の痕跡を辿ることができる。現在では、その多くは緑道や公園として整備されている。
浅間橋からしばらくの区間は、中央自動車道の下に隠れる形になり、同道建設時に暗渠化されている。 流水は1キロメートルほど地下を流れた後、環状八号線と交差するかつての中の橋地点にて同線に埋設された鉄管へと導かれ、高井戸駅前付近で神田川に放流されている。
開渠の終了地点・wikipedia-photo (wikipedia・玉川上水より)]
玉川上水・羽村取水口 – 浅間橋間の略図
玉川上水・浅間橋 – 大木戸間の略図
「玉川上水 – Google Map 画像リンク」「浅間橋 – Google Map 画像リンク」
カメラ南東方向が玉川上水の開渠終点の浅間橋です。