マーカーは東禅寺です。
東禅寺
[東禅寺(とうぜんじ)は東京都港区高輪にある臨済宗妙心寺派の別格本山。詳名は海上禅林佛日山東禅興聖禅寺。江戸四箇寺の1つ。幕末にイギリス公使館が置かれていた。2010年2月、境内が国の史跡に指定された。
歴史
慶長14年(1609年)、伊東祐慶が嶺南崇六を開山に招聘して、現在の東京都港区赤坂に創建した。寛永13年(1636年)、現在地に移転。眼前に東京湾が広がることから海上禅林とも呼ばれた。幕末の安政年間(1855年 – 1860年)以降、当寺は西洋人用の宿舎に割り当てられた。安政6年(1859年)には日本初のイギリス公使館が当寺に置かれ、公使ラザフォード・オールコックが駐在した。文久元年(1861年)、攘夷派の常陸国水戸藩浪士によって寺が襲撃される(第一次東禅寺事件)。オールコックは難を逃れたが、書記官らが負傷し、水戸藩浪士、警備兵の双方に死傷者が出た。翌文久2年(1862年)には護衛役の信濃松本藩藩士伊藤軍兵衛によって再び襲撃され、イギリス人水兵2名が殺害された(第二次東禅寺事件)。
山門・wikipedia-photo、「最初のイギリス公使館跡」の石標・wikipedia-photo、1860年代の東禅寺(フェリーチェ・ベアト撮影)・wikipedia-photo (wikipedia・東禅寺_(東京都港区)より)]
「資料館だより 第57号(平成18年3月10日発行)PDFダウンロード2.0MB – 東禅寺事件の「賞牌」 ~その2~」
「資料館だより 第65号(平成22年3月1日発行)PDFダウンロード1.3MB – 特集 最初のイギリス公使館東禅寺 国指定「東禅寺」‐ 指定に至る経緯と調査成果 公使館の選定理由~なぜ東禅寺は最初のイギリス公使館となったのか~」
東禅寺資料リンク
「国立国会図書館デジタルコレクション – 〔江戸切絵図〕. 芝高輪辺絵図」(絵図中央左上に東禅寺が描かれています。)
「国立国会図書館デジタルコレクション – 品川芝筋白金麻布. [1]」(コマ番号2/8・絵図四つ切右下に「東禅寺」が描かれています。)
「国立国会図書館デジタルコレクション – 麻布新堀河ヨリ品川目黒マデ絵図」(コマ番号3/7・絵図中央上方向「松平大和守」上方向に「東禅寺」が描かれています。)
「江戸名所図会. 巻之1-7 / 斎藤長秋 編輯 ; 長谷川雪旦 画図」・「東禅寺」(3-58)、「佛日山東禅寺解説・右ページ3行目から」(3-59)
東禅寺(拡大図)
カメラ北西方向が東禅寺山門です。
東禅寺境内のカメラです。