水神社

マーカーは水神社です。

水神社
[祭神は、速秋津彦命(はやあきつひこのみこと)、速秋津姫命(はやあきつひめのみこと)応神天皇。壮健の年代は明らかでない。『江戸砂子』には、「浄水開けてより関口水温の守護神成り」とある。わが国最古の神田上水は、徳川家康の命により、大久保主水(もんど)が開いた。井頭池からの流れを目白台下の現大滝橋のあたりに堰(大洗堰)を築き、水位を上げて上水を神田日本橋方面に通じた。
 伝えによれば、水神が八幡宮社司の夢枕に立ち、「我 水伯(水神)なり。我をこの池に祀らば堰の守護神となり、村民をはじめ江戸町のことごこく安泰なり。」と告げたので、ここに水神を祭ったという。上水の恩恵にあずかった神田、日本橋方面の人たちの参詣が多かったといわれる。また、このあたりは田園地帯で、清らかなかんだ上水が流れ、前には早稲田田んぼが広がり、後ろには目白台の椿山を控え、西には富士の姿も美しく眺められて、江戸時代は行楽の地であった。  昭和58年3月 文京区教育委員会]

[いい伝えによれば、水神が八幡宮社司の夢枕に立って、「我水伯(水神)なり、我をこの地にまつらば堰の守護神となり、村民をはじめ江戸町ことごとく安泰なり」と告げたため、ここに水神を祀ったという。日本最古の神田上水は徳川家康の命により大久保藤五郎によって開かれた。井の頭池を水源とし、神社の前を流し、すぐ下流の大滝橋あたりに堰を築き、水位を上げて上水を水戸屋敷に入れ、樋(とい)で地下を神田や日本橋方面に流した。  (文京区ホームページより)]

資料リンク
国立国会図書館デジタルコレクション – 〔江戸切絵図〕. 音羽絵図」(絵図四つ切左下中央付近に八幡宮水神社が描かれています。)

国立国会図書館デジタルコレクション – 江戸絵図. 5号」(コマ番号2/6・絵図四つ切右上「細川越中守抱屋敷」右上に「八幡」と描かれています。)

国立国会図書館デジタルコレクション – 府内場末其外往還沿革図書. [18]拾九利」(コマ番号6/7・地図中央右方向に水神社地が描かれています。)

江戸名所図会. 巻之1-7 / 斎藤長秋 編輯 ; 長谷川雪旦 画図」・「芭蕉庵五月雨塚駒留橋八幡宮水神宮」(12-27)、「龍隠庵解説・左ページ中程より」(12-25)、「水神社、八幡宮、駒留橋解説・右ページ4行目まで龍隠庵解説-2、5行目から水神社、八幡宮、駒留橋解説」(12-28)
芭蕉庵五月雨塚駒留橋八幡宮水神宮(拡大図)

水神社 – Google Map 画像リンク

カメラ北方向が水神社参道です。

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