魚・青物市場

このページでは江戸の台所の紹介をしています。

魚河岸 – 江戸幕府の膳所に魚を供給するために始まり、その後上納する残りの鮮魚を舟板の上で並べて一般に販売するようになりました。これが日本橋魚河岸の始まりです。日本橋は江戸の発展と共に商業の中心地として繁栄をみましたが、そのなかにあってとりわけ活況を呈したのが魚河岸で、関東大震災により築地に移転するまで、江戸および東京の台所として活況を呈していました。
四日市跡 – 日本橋と江戸橋間の南側辺りで江戸橋広小路と呼ばれ、その広小路に毎月4の日に市を立てたことによる。
活鯛屋敷跡 – 本小田原町に住んだ大和屋助五郎は、元和3年(1617年)より営業を開始し、それから十年以上の歳月をかけて活鯛流通のあたらしいシステムをつくりあげ、さらに納魚を名目として、あらたに売場を開くことを許可され、さらに責任ある活鯛供給を任されて、日本橋の対岸元四日市に「活鯛屋敷」を拝領するに至った。ここに、江戸城の御台所賄方から 同心級の役人が出張して城中で消費する魚介類を調達していた。
新場 – 日本橋魚市場の発展を受け、本材木町二丁目・三丁目に新しく魚市場を開設したのが「新肴場」である。両者の役割は、月の上旬は新場が、中・下旬は日本橋が交替で江戸幕府への納魚を担当した。
本小田原町 – 小田原町は、慶長年間、江戸城拡張の際、築城経験豊かな石工善右衛門という人を、小田原城下から呼寄せ、この地を石置場として与えたので、小田原河岸と呼ばれ、後に町名となった。一方、天正18年に大坂から関東に下った佃村の漁師、森孫右衛門支配の漁師達は、小網町辺に住居して、御膳白魚上納と、将軍遊覧の際の網曳御用を勤めることになったが、孫右衛門の二男九左衛門は上納残りの魚を販売するために、本小田原町に、魚問屋の出店を出すことを許され、これが後来魚市場に発展する基盤となった。
南小田原町 – 日本橋北詰の「小田原町」に魚市場(日本橋魚河岸)が開かれ、石揚げ場は築地に移転して「南小田原町」と称したため、日本橋北詰の「小田原町」は「本小田原町」と改称しました。しかし、「南小田原町」の成立については、石工の移住に拠るとの説のほか、寛文4年(1664)に日本橋「小田原町」の魚問屋等が江戸幕府の許可を得て開発したとも伝え、「南小田原町」にも多くの魚商が移住し、「本小田原町」一帯の日本橋魚河岸に対抗しました。関東大震災後、日本橋魚河岸は奇しくも「南小田原町」の西隣に移転して現在の東京都中央卸売市場築地市場となりました。
芝雑魚場(芝浜) – 江戸の魚市場は日本橋だけでなく、新肴場、四日市、芝雑魚場(しばざこば)の4ヵ所があった。芝雑魚場とは、現在のJR田町駅東北側付近で、古川河口の三角州に、江戸時代よりも昔から開けたところで本来の芝という意味で、本芝と呼ばれ、江戸時代には、魚が水揚げされたので雑魚場と呼ばれていました。
深川猟師町 – 寛永6年(1629)に深川猟師町ができると、周辺に仲買などの人たちが転住し、猟師町の漁師が獲った魚介類を取り扱うと同時に残りを日本橋へ送って販売しました。後には上総・下総の浜からも魚介類を買い集め、日本橋の問屋に送るようになりました。安政5年(1858)には、日本橋本船町組に加入し、幕府へ魚介類の納品をしたり販売を行なうようになりました。
多町青物役所跡 – 青物市が江戸中に分散していたのが、明暦の大火(1657)以降徐々にここに集まってきたといわれています。徳川幕府の御用市場として 駒込, 千住と並び 江戸三大市場の随一だったといわれています。大正12年(1923)月関東大震災にあって 市場は全滅しましたが、 直ちに復興し 東洋一の大市場とうたわれました。その後、昭和3年(1928)には秋葉原西北に、平成2年(1990)には大田区へと移転しました。
京橋大根河岸青物市場蹟 – 京橋から紺屋橋にかけての京橋川河岸は江戸時代から大根を中心とした野菜の荷揚げ市場で、江戸八百八町の住民たちに新鮮な野菜を提供していました。別名「大根河岸」とも呼ばれ、関東大震災の前まで続いていました。
駒込土物店跡 – 江戸時代、神田、千住と並び3大青果市場といわれた。起源は元和年間(1615~1624)といわれる。当初は近隣の農民が野菜を担いで江戸に出る途中、この地で休むのが毎朝の例となり、付近の住民が新鮮な野菜を求めたのが起こりと云われています。
やっちゃ場(千住市場) – 創設は天正4年(1576年)の頃まで遡るとされています。徳川家康の江戸入府により、文祿3年(1595年)隅田川に千住大橋が架けら、千住の地が東北地方への起点の地として、目覚しい発展を遂げていった。享保年間(1720年時代)、幕府御用品調達の命を受け卸売市場となりました。当時は相対売でセリを行ったのは千住だけでした。

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