マーカーはきみちゃん像です。
きみちゃん像
[赤い靴(くつ) はいてた 女の子
異人(いじん)さんに つれられて 行っちゃった
横浜の 埠頭(はとば)から 汽船(ふね)に乗って
異人さんに つれられて 行っちゃった
今では 青い目に なっちゃって
異人さんの お国に いるんだろう
赤い靴 見るたび 考える
異人さんに 逢(あ)うたび 考える
1922年に発表された童謡『赤い靴』(野口雨情作詞・本居長世作曲)の歌詞は、実在の少女をモデルに書かれたとされています。
綿密な調査を経て菊地寛(北海道テレビ記者)が発表した小説『赤い靴はいてた女の子』(1979年、現代評論社刊)の記述が、定説とされているものです。
少女は、岩崎かよの娘、きみ。幼い頃に母親と離ればなれとなった末に孤児院に預けられ、結核に侵されて、横浜から汽船に乗ることもなく、母親との再会も叶わず、わずか9歳で亡くなってしまったそうです。
かよは、最愛の娘がアメリカに渡って幸せに暮らしていると思い込んだまま、生涯を過ごしました。
『赤い靴』にまつわるイメージをモチーフとして、幾つかの像が作られています。
麻布十番商店街は1989年2月28日、パティオ十番に『きみちゃん像』(佐々木至作)を建てました。
岩崎きみの最期を看取った孤児院が、麻布の鳥居坂教会(跡地は、現在の十番稲荷神社)に在ったからです。 (「きみちゃん像と「赤い靴」 | 麻布十番商店街」より)]
「赤い靴の女の子 きみちゃん – 麻布十番未知案内」、「七つのきみちゃん像 – 麻布十番未知案内」
カメラ東南東方向・公園灯右にきみちゃん像があります。
きみちゃん像(Google Map 画像)