岩井つづら店

マーカーは岩井つづら店です。

岩井つづら店
[甘酒横丁にある岩井つづら店は、昨年夏にリニューアルし、モダンな店構えに生まれ変わった。通りに面したガラス窓からは、網代に編まれた竹かごが見え隠れする。
 つづらの成り立ちは定かではないが、元禄時代(1688~1704年)には江戸の商人が婚礼道具として売り出し、庶民にも親しみやすいものになっていたという。明治から大正にかけての最盛期には、呉服の街として栄えた日本橋の地にも、つづら店が数多く立ち並んでいた。
関東のつづら製造は昔から分業制をとっており、竹をかごに編むまでは専門の職人が行い、編んだものを店でつづらに仕立てていく。形が崩れないように内側と外側に和紙を貼り、その後、柿渋で下塗りを2回行う。次にカシューの油からつくった漆を塗って、内側に化粧紙を貼る。家紋と名前を入れて完成だ。
「手文庫なら20個前後を5日間の工程で仕上げていきます」と四代目当主の岩井良一さん。注文してから2ヶ月ほどで受け取ることができる。軽くて丈夫、通気性がよく、防虫効果にも優れていることから、最近では着物を着る若い女性が箪笥代わりに買い求めていくという。  (「岩井つづら店 – まち日本橋」より)]

岩井つづら店ホームページ

伝統技術【工芸編-3】「岩井つづら店」店主 岩井良一 – 特集

岩井つづら店 – Google Map 画像リンク

カメラ北方向が岩井つづら店です。

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