両国回向院

マーカーは両国回向院です。

両国回向院
[東京都墨田区両国二丁目にある寺。山号は諸宗山。正称は諸宗山(一時期、国豊山と称す)無縁寺回向院。寺院の山門には諸宗山回向院とある。本所(ほんじょ)回向院とも。振袖火事(ふりそでかじ)と呼ばれる明暦の大火(1657年(明暦3年))の焼死者10万8千人を幕命(当時の将軍は徳川家綱)によって葬った万人塚が始まり。のちに安政大地震をはじめ、水死者や焼死者・刑死者など横死者の無縁仏も埋葬する。あらゆる宗派だけでなく人、動物すべての生あるものを供養するという理念から、ペットの墓も多数ある。著名人の墓として、山東京伝竹本義太夫鼠小僧次郎吉など。 参拝客のために両国橋が架けられた。1781年(天明元年)以降には、境内で勧進相撲が興行された。これが今日の大相撲の起源となり、1909年(明治42年)旧両国国技館が建てられるに至った。国技館建設までの時代の相撲を指して「回向院相撲」と呼ぶこともある。1936年(昭和11年)1月には大日本相撲協会が物故力士や年寄の霊を祀る「力塚」を建立した。江戸三十三箇所観音霊場の第4番札所である。
両国回向院正門・wikipedia-photo

力塚(wikipedia-photo)

ウィキメディアコモンズには、回向院の画像またはその他のファイルが含まれています。  (wikipedia・回向院より)]

[本尊阿弥陀如来 – 回向院の御本尊阿弥陀如来は、かつては本堂を背にして露天に安置されていた、いわゆる濡仏さまでした。通称「釜六」(釜屋六右衛門)の作で、宝永二年(1705)に安置され、身の丈六尺五寸五部、蓮座三尺四寸五分もある大きな銅作りの坐像でその慈悲に満ちたふくよかなお顔に特徴があります。また、都有形文化財にも指定されています。
水子塚 – 陽の目をみずに葬られた水子の霊を供養するため寛政五年(1793)、時の老中松平定信の命によって造立されたもので、水子供養の発祥とされています。江戸市民に知られていたこの矩形の板石の塔は、正面に小作りながら端正なお顔の地蔵菩薩坐像が浮彫りされ、その下に「水子塚」という大字が刻まれています。
塩地蔵 – 当院と庶民信仰の関わりを称す像として左の地蔵菩薩があります。右手に錫杖、左手に宝珠を持たれており、参詣者は願い事が成就すると塩を供えたことから、「塩地蔵」と呼ばれ親しまれてきました。腐食がひどく年代など判明しませんが古いもので、「東都歳時記」所載の江戸東方四十八ヶ所地蔵尊参りには、その四十二番目として数えられています。
千体地蔵尊 – ご本尊の背面にある千体地蔵尊は、ご先祖の供養や家運や社運の隆昌・繁栄を祈願する人々によって奉安されたもので、後光さながらにご本尊を守護するさまは、まさに荘厳そのものといっても過言ではありません。関東大震災により焼失してしまった尊像で増上寺の黒本尊と同木といわれ、恵心僧都の作と伝えられた「備中千体阿弥陀如来像」をその由縁としております。  (「名所案内 | 回向院 | 歴史の中で庶民と共に歩んできたお寺」より)]

両国回向院ホームページ

[明暦の大火(明暦3(1657)年)の犠牲者を弔うために建立。その後、牢死者・刑死者・安政大地震の犠牲者なども葬られた。全国各地寺院の諸仏の御開帳の場にもなった。天明元(1781)年から境内で勧進相撲が行われ、明治42(1909)年に旧両国国技館ができるまで続いたことから、現在の大相撲の前身とされる。  (「歌川 広重 初代 | 錦絵でたのしむ江戸の名所 – 国立国会図書館」-「回向院 (えこういん)」より)]

回向院資料リンク
国立国会図書館デジタルコレクション – 北本所大川ヨリ横川迄南割下水辺 : 天保一一年八月ノ形」(絵図四つ切右上に回向院が描かれています。)

国立国会図書館デジタルコレクション – 〔江戸切絵図〕. 本所絵図

[南本所竪川辺之地図 / 村上吾雄 誌」・「bunko01_01855_p0008.jpg

江戸名所図会. 巻之1-7 / 斎藤長秋 編輯 ; 長谷川雪旦 画図」・「回向院」(18-29)、「回向院解説・右ページ3項目目より」(18-28)、「回向院開帳参」(18-30)
回向院(拡大図)

回向院開帳参(拡大図)

東都歳事記. 巻之1-4,附録 / 斎藤月岑 編纂 ; 長谷川雪旦 図画 ; 松斎雪堤 補画」・「勧進相撲」(5-11)
勧進相撲(拡大図)

(名所江戸百景・ 両ごく回向院元柳橋wikipedia-photo)

東都名所・両国回向院境内全図[歌川(安藤)広重]

東都名所・東都両国回向院境内相撲の図[歌川(安藤)広重]

回向院 – Google Map 画像リンク

カメラ南方向が両国回向院です。

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