地蔵菩薩立像(妙円地蔵)

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地蔵菩薩立像(妙円地蔵)
[妙円尼は、俗名を熊といい、武蔵国多摩郡酒井(境)村の六右衛門の長女として生まれました。若くして、金子村(現・調布市西つつじヶ丘・菊野台のあたり)の新助に嫁ぎましたが、恵まれない境遇のうえに失明してしまい、出家して寿量妙円と名のりました。
以後、村びとのために路傍で鉦をたたいては念仏を唱え、集まった浄財でこの地蔵菩薩像を作りました。それからは甲州街道のこの地蔵の傍らで念仏三昧の日々を送り、村びとに頼まれては加持祈祷(かじきとう)をしました。
文化13(1816)年の春、妙円は村びとに「来年の10月28日に念仏往生をとげる」と告げ、翌年秋には棺桶・帷子(かたびら)などを買い整え、10月26日になると村中をまわって、世話になった人びとにお礼をいい、村びとが見守る中、29日に念仏往生をとげました。妙円の墓は、深大寺三昧所にあります。
失明後、妙円がたどった運命は、滝沢馬琴の「玄同放言」に詳しく紹介されています。
種別、指定・登録年月日
市指定有形民俗文化財(民俗)、昭和62年3月31日指定 
所在地
調布市菊野台1-32  (「地蔵菩薩立像(妙円地蔵) | 調布市」より)]

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