マーカーは堤稲荷神社(四面塔稲荷)です。
堤稲荷神社(四面塔稲荷)
[宇賀之御魂命を祭神とする社です。江戸時代のこの辺りの地名「堤村」から「堤稲荷神社」また、かつてこの付近にあった四面の題目塔(石造物)から「四面塔稲荷」とも呼ばれています。
「新編武蔵風土記稿」には「小名堤村ニアリ 鎮座ノ初詳ナラズ 九尺二一間許ノ小祠 前ニアリ 村内圓福寺(現大乗院・西大泉五)ノ持」と記されています。創建は明らかではありませんが江戸時代から地域の人々の信仰を集めていたことがわかります。
拝殿横の屋敷内に建てられている本殿は平成九年三月「西大泉の稲荷神社本殿」として練馬区有形文化財に登録されました。
棟札には元治二年(一八六五)銘があり、江戸時代末に建てられたことが判ります。一間社、流造り、銅板葺きの小祠で、彫刻が随所に施されています。渦巻き紋様の大きさなどに当時の建築の特徴が見られます。 (練馬区教育委員会掲示より) (「堤稲荷神社|練馬区西大泉の神社、四面塔稲荷 – 猫の足あと」より)]
西大泉の稲荷神社本殿
[一間社(いっけんやしろ)流造り、銅板葺きで、覆舎(おおいや)に納まる小祠な本殿です。
身舎(もや)は基壇上に建ち、円柱、組物は出三斗(でみつど)、三方回り縁、脇障子、高欄付、妻は虹梁(こうりょう)蟇股(かえるまた)です。向拝(ごはい)は几帳面取り角柱で、水引梁上と木鼻を複合化した彫刻群で飾ります。
棟札には、表に「奉上棟當社造営成就之攸 小美濃(おみの)定五郎 乙丑 元治二年(1865)二月吉辰 大工當村大下 藤原利重(花押)」とあります。棟札が現存し、建築年代が明らかであるばかりでなく、豊富な彫刻、渦紋の大きさなどに幕末の特徴が見られます。画像リンク
平成8年度区登録 (「練馬区ホームページ – 西大泉の稲荷神社本殿 (にしおおいずみのいなりじんじゃほんでん)」より)]
カメラ北西方向が堤稲荷神社(四面塔稲荷)です。
カメラ北西方向が堤稲荷神社(四面塔稲荷)拝殿です。
境内社御嶽神社前のカメラです。