マーカーは清岸寺です。
「国立公文書館デジタルアーカイブ – 江戸御場絵図」[江戸御場絵図表示は南北逆になっていますので、反転表示すると見やすくなります。反転表示した絵図中央右方向・「白金臺町」左下の「増上寺シモヤシキ」が清岸寺です。]
清岸寺
[浄土宗寺院の清岸寺は、法性山浄国院と号し、増上寺下屋敷内子院8ヶ寺の一つです。寛永元年(1624)に江戸の八丁堀に創建、寛永12年(1635)に芝金杉へ、明暦4年(1658)麻布魅穴(狸穴)へ移転し、天和3年(1633)に当地へ移転しました。本堂は、天保8年(1837)に再建されたもので、周辺では当寺のみが第二次世界大戦の戦災を免れました。 (「清岸寺|品川区上大崎にある浄土宗寺院 – 猫の足あと」より)]
[清岸寺(住所:品川区上大崎)は、浄土宗大本山増上寺(港区芝公園)の下屋敷内子院八ヶ寺の一寺であり、春には樹齢250から300年と伝えられる桜の古木、通称“祐天桜”が盛りを迎えます。“祐天桜”は、明治維新、関東大震災、東京大空襲などの歴史を生き抜いてきた東京23区内で最高樹齢の桜であり、桜としては唯一、品川区の天然記念物に指定された、非常に貴重な桜です。しかし、高樹齢であることと過去の戦災や災害の影響に加え、近年の急激な環境の変化により樹勢の衰えが目立つようになったため、後継稚樹の育成が望まれていました。
清岸寺、および祐天上人を開山と仰ぐ祐天寺(住所:目黒区中目黒)は、本年が浄土宗の宗祖法然上人の800年大遠忌に、また平成29年が祐天上人の300年御遠忌にあたることから、その記念事業として、貴重な“祐天桜”を後世まで受け継ぐことを目的として、後継稚樹を増殖することを決定しました。(2011年) (「祐天上人由来 “祐天桜” – ニュースリリース | 住友林業」より)]
[清岸寺 祐天桜紹介サイト – 清岸寺 祐天桜 – WATARIGRAPHIC]
カメラ西方向が清岸寺山門です。