清徳寺

マーカーは清徳寺です。

清徳寺
[旧東海寺の域内にある。寛永14年(1637)東海寺建立の時にも多くの寺院は移動させられたが、沢庵和尚の宿寺となっていた為其儘になったのである。臨済宗建長寺の末で、元徳2年(1332)真照大定禅師の創建である。本山30世仏寿禅師を以って開山とする。仏国禅師に師事し、文和3(1354)年2月18日年82歳にて寂す。大定禅師は貞治2年(1363)12月8日壬化する。其後兵乱の為おとろえ、天文年中(1532-1555)梅江和尚が中興して旧観に復した。時に小田原北条氏の家人遠山隼人佐制札を与え、島津右衛門尉源忠貞は寺領を寄附する。忠貞は永禄2年(1559)8月12日に卒する。「諸家系図」には8月20日戦死すとある。法字長徳軒竜道泉公と云い、位牌は当寺にある。之を中興の開祖と云う。天正19年(1591)徳川家康より朱印10石を賜う。現在歴代将軍の朱印状を蔵している。  (「猫のあしあと – 清徳寺|品川区北品川にある臨済宗建長寺派の寺院」より)]

[『江戸名所図会』に北品川宿の名所として大きくとりあげられているのは、東海寺周辺です。挿し絵も6ページにわたる鳥瞰図(ちょうかんず)で、御殿山から牛頭天王社(ごずてんのうしゃ)(現在の品川神社)、清徳寺(せいとくじ)と東海寺の本堂山門目黒川両岸の塔頭(たっちゅう)寺院をも描いた境内パノラマ絵図です。 (「品川区ホームページ – 江戸から明治の品川名所 第3回<」より)] 清徳寺資料リンク 「国立国会図書館デジタルコレクション – 〔江戸切絵図〕. 芝高輪辺絵図」(絵図左下「御殿山」の左下に「天王社 清徳寺 稲荷」と描かれています。)

国立国会図書館デジタルコレクション – 品川芝筋白金麻布. [1]」(コマ番号3/8・絵図左下「御殿山」の左下に「稲荷」その右に「清徳寺」と描かれています。)

国立国会図書館デジタルコレクション – 麻布新堀河ヨリ品川目黒マデ絵図」(コマ番号2/7・絵図中央左「東海寺」上に「稲荷」「清徳寺」が描かれています。)

「江戸名所図会」(牛頭天王社東海禅寺-1牛頭天王社東海禅寺-2(清徳寺は右ページに描かれている)、牛頭天王社東海禅寺-3牛頭天王社東海禅寺-4

清徳寺 – Google Map 画像リンク

カメラ西北西方向が清徳寺山門です。

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