あめ細工 吉原

マーカーはあめ細工 吉原です。

あめ細工 吉原
[日本で初めて作られた「日本伝統飴細工」の専門店舗です。日本伝統の飴細工をたくさんの方々に知ってもらい、楽しんでもらうために今まで前例の無かった
常設店舗で飴細工を販売しております。
なぜ常設店舗に?
昔、飴細工は行商として売り歩くのが主な販売方法でした。公園または路上でよく見かけたというご年配の方はたくさんおられるでしょう。しかし、今はとても衛生に気を配る時代、屋外での食品加工はなかなか難しくなってきました。このような影響もあり、飴細工の実演販売はお祭り縁日やイベントなどでしか目にすることができなくなったのです。伝統を受け継ぎながらも時代の流れに逆らわず、衛生的で現代的な飴細工を展開しております。  (「あめ細工吉原 店舗案内」より)]

[―根津の飴売り
●語り/渡辺昇さん(根津・華扇主人、大正六年生まれ)
 昔は飴のことを衛生糖と呼んでいたそうな。エーセートーの響きは当時のこどもたちの甘い夢。欲しくても欲しくてもなかなか買えない。その飴売りが、毎月 六日と二十一日の根津神社の縁日には必ずやって来た。縦縞の着物に前掛と赤、白、緑のたすき掛け。四、五人の飴売りの男たちが、はちまきも勇ましく拍子木 を打ち鳴らす。
 ご本の指の間に袋を持って、唄に合わせて体をひねり、見事な手さばきで飴を袋につめてゆく。あるものは唄い、あるものは踊り……。
 根津神社南側S字坂の上り口、大人は大道芸人を囲み、こどもは芸人の後に回って日の暮れるのを忘れて見ている。毎月毎月、飴売りの後にたたずんで、いつしかすっかり覚えてしまった。
♪さぁさぁ お客さんの五贔屓で
 またまぁた 売れました
 はい、日本勉強衛生糖
 久留米梅林堂の東京出張販売店
 ほら、見いなんせー 買いなんせー
  買い遅れのないように
 最初に入れます物産は
 備前の名産水蜜桃
 紀州じゃ有田のみかん入り
 青森県ではりんご入り
 信州松本名産胡麻とはっかの擦り合せ
 台湾名代のバナナ入り
 色合いが変われば味わいも変わります
 大阪市岡新田種まで真赤らけの西瓜入り
 東京は谷中で生姜入り
 日立は西山杏入り
 おしまいにまけますのが
  甲州名産絞りの手拭い頬被り
  絞り上げたる葡萄入り
 はい、まけとけ副えとけ
  おまけはどっさり お副えもどっさり  (「谷根千3号 藍染川すとりーと・らいふ 全文掲載 – 谷根千ねっと」より)]

あめ細工吉原 千駄木 本店 – Google Map 画像リンク

カメラ南方向があめ細工 吉原です。