多宝院

マーカーは多宝院です。

多宝院
[真言宗豊山派寺院の多宝院は、宝塔山龍門寺と号し、慶長16年宥純法印が神田北寺町に開山、慶安元年当地へ移転しました。もと湯島根生院末、御府内八十八ヶ所霊場49番札所です。
御府内八十八ヶ所大意版木
御府内八十八ヶ所霊場の巡礼は、四国八十八箇所を模して宝暦5年(1755)までに開創され、江戸時代後期以降は盛んに案内書などが出版されています。その中にあって、本版木は、文化13年(1816)八十八ヶ所の第49番にあたる当寺が中心となって開版しました。内容は八十八ヶ所巡りの功徳や留意点などを総括的に紹介した上、各寺院の所在地・御詠歌本尊などを掲げており、御府内八十八ヶ所霊場の案内書としては詳細、且つ古いもののひとつです。本版木によれば、札所寺院のうち18ヶ寺が現在の台東区内に位置しています。本版木は、台東区に関わり深い巡礼習俗を紹介している上、区内の寺院が開版した版木として貴重な歴史資料です。  (「猫のあしあと – 多宝院」より)]

国立国会図書館デジタルコレクション – 〔江戸切絵図〕. 本郷湯島絵図」(絵図右下・大泉寺の下に多宝院が描かれています。)

国立国会図書館デジタルコレクション – 府内場末其外往還沿革図書. [33]貮拾壹元」(コマ番号5/7・地図右中央付近に多寶院が描かれています。)

多宝院 – Google Map 画像リンク

カメラ西南西方向が多宝院山門です。

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