マーカーは伏見三十石船乗り場です。
伏見と大坂を結んだ、「淀川」の「三十石船」
[江戸時代の「東海道」の起終点は、京都の「三条大橋」であったが、その先の大坂に至るルートとしては、陸路の「京街道」とともに、「淀川」を水路として利用した。「淀川」を上り下りし、伏見の京橋などと大坂の八軒家(八軒家船着場)などを結んでいたのが、「三十石船」と呼ばれる客船である。三十石の米が積めることから名が付いたが、船頭 4 、 5 人と、約 30 人の客を乗せることができた。伏見を出る下り船は川の流れを利用したが、上り船は船頭の棹(さお)とともに男たちが綱を引いて「淀川」を遡った。この船の旅の様子は、十返舎一九(じっぺんしゃいっく)の滑稽本『東海道中膝栗毛(とうかいどうちゅうひざくりげ)』や上方落語『三十石』の中でも描かれている。この絵図は、「淀川」を進む「三十石船」を描いたもので、京都の名所を描いた『京都名所之内』に収録されている。 (「3:江戸時代、京都と大坂を結ぶ交通の要 ~ 桂・伏見 | このまち …」より)]
「国立国会図書館デジタルコレクション – 京都名所之内 淀川」
「淀川三十石船今昔」
伏見三十石船乗り場
[江戸時代に淀川を渡り伏見~大阪間を往来した客船は三十石船と呼ばれ、明治末期頃までその姿が見られた。
1997年(平成9年)、屋形船の遊覧船として復活。
拝観料 ■十石舟・三十石船ともに
├中学生以上 1000円
└小学生以下 500円
※団体割引は10名以上(5%引)
お休み 下記の期間以外
拝観時間
■三十石船(寺田屋浜乗船場)
├4月~5月の土日祝および連休
└10月~11月中旬までの土日祝
9・10・11・13・14・15時の毎時35分(1日6便)
定員30名
所要時間 約40分(往復)
寺田屋浜乗船場 発→三栖閘門下船(見学)→乗船→寺田屋浜乗船場 着
※運航日・出航時間は季節・天候により急遽変更される場合あり
住所 〒612-8043
京都府京都市伏見区南浜町(三十石船)
電話 075-623-1030(伏見観光協会)
FAX 075-623-1039(伏見観光協会)
公式サイト 十石舟・三十石船のご案内 NPO法人伏見観光協会 (「伏見十石舟・三十石船乗船場 | 観光情報 | 京都に乾杯」より)]
伏見三十石船乗り場のカメラです。