マーカーは鳥羽の大石です。
鳥羽の大石
[京都市伏見区下鳥羽の鴨川から河川敷に引き上げられ、二条城の石垣用とみられる 3 つの石の説明板が、この程現地に設置された。
石は元々川底にあり、平成 11 年( 1999 ) 8月、京都府が河川敷を整備した際に引き上げた。うち 1 つは長さ 188 cm 、幅 76 ~ 99 cm、高さ 77 cm で、重さは推定 5 t。
地元の「京の川・下鳥羽整備委員会」が大学教員や城郭研究の専門家らに調査を依頼したところ、石は花崗岩で、瀬戸内の島で採れたものと見られ、二条城の石垣と似ていることが分かった。
また、下鳥羽にはかつて「鳥羽の港」があり、地元に伝わる古文書には石を運ぶ船が二条城の修理のために立ち寄ったことが記されている。このため石は、運搬中に何らかの原因で川底に沈んだと推測している。
この石について、散策する人からの問い合わせが多く、同委員会は説明板が必要と判断。京都鳥羽ライオンズクラブに設置を依頼した。 8 日、贈呈式があり、同クラブから委員会に贈られた。
同委員会の松川勇委員長は「説明板で、石の由来が誰にでも分かるようになった。『鳥羽の大石』として名物にしたい」と話している。 (「鴨川の巨大石は二条城の石垣用か?(京都新聞2003-10-09) – 歴史 …」より)]
カメラ西南西方向河川敷に鳥羽の大石が見えます。