マーカーは瓜生石です。
瓜生石(うりゅうせき)
[瓜生石は,祭石の一つで「うりゅうせき」または「かしょうせき」という。知恩院の黒門前にあり,知恩院七不思議の一つ。瓜生石自体は,幅約1.5m。この石に一夜にして瓜が実り「牛頭天王」の文字が記されていたので,牛頭天王を祭神とする粟田神社にこの瓜を納めたと伝える。この石標は瓜生石を示すものである。なお,瓜生石については他にもいくつかの伝承がある。
所在地 東山区林下町(知恩院黒門前)
位置座標 北緯35度00分22.9秒/東経135度46分54.5秒(世界測地系)
建立年
建立者
寸 法 高57×幅15×奥行15cm
碑 文
[西]
瓜生石
調 査 2002年2月19日 (「HI037 瓜生石 – 京都市」より)]
[黒門への登り口の路上にある大きな石は、知恩院が建立される前からあるといわれ、周囲に石柵をめぐらしてあります。
この石には、誰も植えたおぼえがないのに瓜のつるが伸び、花が咲いて瓜があおあおと実ったという説と、八坂神社の牛頭天王が瓜生山に降臨し、後再びこの石に来現し一夜のうちに瓜が生え実ったという説が伝えられています。また石を掘ると、二条城までつづく抜け道がある、隕石が落ちた場所である等、さまざまな話が言い伝えられている不思議な石です。
(「知恩院の七不思議 | 総本山知恩院」より)]
カメラ西北西方向石柵の中に瓜生石があります。