伊藤若冲筆・群鶏図

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相国寺(承天閣美術館)」、「伊藤若冲(動植綵絵)」、「細見美術館」、「京都国立博物館

●伊藤若冲筆・群鶏図障壁画
[群鶏図障壁画[ぐんけいず しょうへきが]:紙本墨画、9面。寛政元年(1789年)か。京都、海宝寺の方丈に描かれたもので、わずかに失われた部分を加えればおよそ10mにも及ぶ大作。京都国立博物館蔵(「文化遺産オンライン」に画像あり)。  (wikipedia・伊藤若冲より。)]

[京都伏見の海宝寺(黄檗宗)の方丈に描かれていたもの。わずかに失われた画面を加えれば、およそ10メートルにもおよぶ連続画面となり、伊藤若冲(1716~1800)の大画面作品としては、大阪府豊中市の西福寺の同画題画をしのぐ。また本図は、西福寺画が総金地著色画であるのに対して素地水墨画であるが、奇しくも両図は同じく「七十五歳」時の制作である。若冲晩年期水墨画の基準作例。
寛政2年(1790)
京都国立博物館(A甲355)
9面
紙本墨画
床貼付2面:(各)縦179.5cm 横108.0cm

襖2面:(各)縦175.2cm 横86.5cm

壁貼付:縦179.3cm 横176.8cm

襖4面:(各)縦174.8cm 横90.7cm

  (「群鶏図 – 名品紹介 – 京都国立博物館」より。)]
  
[●仙人掌群鶏図襖絵[さぼてん ぐんけいず ふすまえ]:襖絵6面。寛政元年(1789年)か。75歳の款記がある。左端と右端の2面に仙人掌(サボテン)を配し、6面のそれぞれに品種・歳・性の異なる鶏12羽を描き分ける。大阪府豊中市、西福寺蔵。重要文化財

  (wikipedia・伊藤若冲より。)]

●ミネアポリス美術館蔵・群鶏図屏風
群鶏図 左・wikipedia-photo

  
群鶏図 右・wikipedia-photo