マーカーは御菓子司 金時堂です。
御菓子司 金時堂
[山本伸一さんは90年も続く老舗和菓子店「金時堂」の三代目。堅田が発祥地とされる落雁の製法を代々引き継ぎ、今も多くの人たちに愛されている。
金時堂は1923（大正12）年、かつて湖上交通の拠点として栄え、今でも風情のある町並みが残っている堅田の町の一角に誕生した。
当時、堅田だけで12軒の和菓子屋があり、そのうちの２軒で落雁を作っていた。競争が激しく、自転車で近江舞子あたりまで売りに行っていたという。
以来約90年。地元で取れた米や小豆を使うなど地産地消を心掛け、昔ながらの製法を守って「伝統の味」を伝えてきた。
山本さんは高校を卒業後、５年間京都で修業を積んだ。京都の和菓子は自分の知る和菓子と違い、とても上品で驚いたという。めきめきと腕を上げ、修業中から京菓子協同組合研究会の優秀賞や優良賞を受賞した。その後も全国菓子大博覧会で有効金賞や総裁工芸文化賞を受賞、その技術は高く評価されている。現在は父・時男さん（87歳）、息子の伸吾さん（32歳）と共に３世代で営んでいる。2011.03.23 (「御菓子司 金時堂 山本 伸一さん （大津市在住・60歳） | 滋賀ガイド！」より)]
カメラ西北西方向が御菓子司 金時堂です。