マーカーは樹下神社です。
樹下神社(じゅげじんじゃ)
[南志賀と京都の北白川を結び、万葉の歌にもよく歌われた山中越の集落にある神社。伝えでは、もともと日吉大社の八王子宮をこの地に勧請したことにはじまるという。樹下神社と称するようになったのは明治2年(1869年)からで、最近まで「八王子さん」と呼ばれ親しまれていた。正月のお弓行事は市の無形民俗文化財に指定されている。 (「樹下神社 – びわ湖大津」より)]
「樹下神社(山中町)のお弓行事
樹下神社(山中町2-22)で行われる祭りで、その年の吉凶を占います。樹下神社の鳥居脇に大蛇に見立てた縄が張られ、鬼と書いた的に弓取り役の二人が矢を射ります。その後、大蛇の縄で子どもたちによる綱引き行事が行われます。この祭は市の無形文化財に指定されています。 (「大津のかんきょう宝箱 樹下神社(山中町)のお弓行事」より)]
[『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「一月十五日」で、概要は「六人のお弓仲間のなかから二人の弓取り役が選ばれると、弓取り役は当日にむけて弓射のけいこに励むと共に、精進潔斎の生活にはいる。当日は朝から射場の設営がされ、的から三十メートル離れた所に射座が据えられる。弓取り役は、黒の紋付に裃・白足袋を着け、印籠・大小刀をさす。弓取り儀式は、二人の同時所作に始まり、射法も古式にのっとって行われる。弓身は二人二本ずつ三度行われ、最後は天に放たれる。」とあります。 (「大津市山中町の樹下(じゅげ)神社の御的(おんまと)神事の概要を知りたい。」より)]
カメラ北北東方向が樹下神社参道です。