マーカーは石山寺蓮如堂です。
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石山寺蓮如堂
[蓮如堂(重要文化財) – 近世以降は浄土真宗本願寺派の蓮如上人を祀る堂となっているが、もともとは三十八所権現社の拝殿であった。三十八所権現社本殿の南側に位置する懸造の堂である。『石山要記』には寛弘3年(1006年)の藤原道長の御願文に見えると記されているが、現存するものは慶長7年(1602年)に淀殿により再建されたものと考えられる。平面は桁行五間、梁間四間で、北面一間が広縁となっており三十八所権現社本殿と向かいあっている。堂の入口は東面の妻入(棟の向く方向が入口という意味)であり、東側一間が吹さらしとなっている。同じように懸造で妻入りの拝殿は醍醐寺の清瀧宮拝殿(国宝)があり、本殿との位置関係など共通する部分が多い。堂の西側一間が内陣の体裁となっており、蓮如像などを祀る。屋根は入母屋造で文化8年(1811年)に桟瓦葺になっている。小屋裏の構造から元は檜皮葺きなど軽い屋根であったと思われる。
蓮如堂(重文)・wikipedia-photo
蓮如堂正面・wikipedia-photo
蓮如堂内・wikipedia-photo
(wikipedia・石山寺より)]
[滋賀県
桃山/1602
桁行五間、梁間四間、一重、入母屋造、桟瓦葺
1棟
滋賀県大津市石山寺
重文指定年月日:20081202
石山寺
重要文化財
石山寺は、大津市内に所在する真言宗寺院で、平安時代建立の本堂を中心とした伽藍をもつ。
室町期創建の御影堂は、慶長期に洗練された外観に整備された。三十八所権現社本殿は慶長7年(1602)の建築で、華麗な彫刻や彩色で装飾され、その拝殿として同時に建てられた蓮如堂とともに、寺院における鎮守社の構成を伝える遺構として貴重である。経蔵を含めたこれらの建物群は、石山寺の独特な伽藍を形成した、慶長期の復興造営の様相を伝える建築物として高い歴史的価値がある。 (「石山寺 蓮如堂 文化遺産オンライン」より)]
石山寺境内図(「オープンストリートマップ」より。)
カメラ南西方向が石山寺蓮如堂です。
カメラ西南西方向が石山寺蓮如堂です。