マーカーは草津宿江戸口見附 横町道標です。
草津宿江戸口見附 横町道標
[● 追分の道標を右折して東海道を東へ進むと、追分の道標と同じ形の立派な道標があります。かってはこの辺りは東横町であったようです。江戸方面からの草津宿への入口になります。また、東海道と金勝寺道との追分でもあります。金勝寺(こんしょうじ)は、栗東市の竜王山の山頂近くにある古刹です。
● 来た道を振り返ると宿場への道は鍵の辻になっています。この道標は、道路の反対側の天井川(草津川)土手に建てられていたらしく、道案内の方向が90°異なっているように思います。北面の「左東海道」を西向きに、「右金勝寺」が街道沿いの南向きということになるのでしょうか。
● 道標の寄進者は、蒲生郡日野町出身で有名な近江商人とのことです。
● 銘文(1816年、ひのえ・ね
東面「文化十三年丙子三月建之」 )
南面「奉京都 中井正冶右衛門橘武成」
北面「左 東海道いせ道」
西面「右 金勝寺志がらき道」 (「―東海道の道標(2)― – 的形道標クラブ」より)]
「草津宿江戸口見附 横町道標 – Google Map 画像リンク」
カメラ南東方向に草津宿江戸口見附 横町道標があります。道標は常夜灯を兼ねていたようです。