近江神宮

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近江神宮
[近江神宮(おうみじんぐう)は、滋賀県大津市に鎮座する神社。皇紀2600年を記念して同年に相当する1940年(昭和15年)に創祀された。
天智天皇6年(667年)に同天皇が当地に近江大津宮を営み、飛鳥から遷都した由緒に因み、紀元2600年の佳節にあたる1940年(昭和15年)の11月7日、同天皇を祭神として創祀された。
第二次世界大戦終戦直後には、神道指令が発令された1945年(昭和20年)12月15日のまさにその当日に、戦後復興を祭神(天智天皇)に祈願した昭和天皇勅旨により、同神宮は勅祭社に治定された。
例祭は大津宮に遷都された記念日の4月20日に勅使が参向して行われる。このほか主な祭典として、6月10日時の記念日の漏刻祭、7月7日(年により5日)の燃水祭、11月7日の御鎮座記念祭、12月1日(年により2日)の初穂講大祭、1月前半の日曜日のかるた祭(かるた開きの儀)などが行われる。また、日本古式弓馬術協会による武田流鎌倉派流流鏑馬神事が11月3日に行われていたが、平成27年から6月第1日曜日に変更された。
天智天皇が日本で初めて水時計(漏刻)を設置した歴史から境内には各地の時計業者が寄進した日時計や漏刻などが設けてあり、時計館宝物館と近江時計眼鏡宝飾専門学校が境内に併設されている。
また、『小倉百人一首』の第1首目の歌を詠んだ天智天皇にちなみ、競技かるたのチャンピオンを決める名人位・クイーン位決定戦が毎年1月に行われている。このほかにも高松宮記念杯歌かるた大会・高校選手権大会・大学選手権大会なども 開催されるなど、百人一首・競技かるたとのかかわりが深い。競技かるたに取材した漫画・アニメ『ちはやふる』の舞台ともなった。
天智天皇の百人一首の歌の歌碑も設置され、柿本人麻呂高市黒人の万葉歌碑、弘文天皇(大友皇子)の御製漢詩碑、芭蕉句碑、保田與重郎の歌碑など多くの歌碑・句碑が作られている。
社殿は「近江造」と呼ばれる独特のもので、国の登録有形文化財に登録されている。

一の鳥居・wikipedia-photo

二の鳥居・wikipedia-photo

楼門・wikipedia-photo

「手前から北神門、外透塀、外廻廊、神符授与所、楼門、時計館宝物館」・wikipedia-photo

外拝殿・wikipedia-photo

内拝殿・wikipedia-photo

時計館宝物館
世界の時計約2300点を集めた時計をテーマとする博物館。天智天皇が日本で初めての時計である漏刻を設置した経緯から、1963年(昭和38年)に時計歴史館として設立され、その後、時計博物館の名称も用いられたが、平成22年に時計館宝物館として改装された。スイスから寄贈された日本最古の時計である漏刻の復元模型や中国で使われていた火時計の復元模型、および日時計が屋外に展示されている。館内の時計館展示室には各種の和時計や日本最古級の懐中時計など、貴重な実物の時計を展示している。宝物館展示室には、近江神宮の歴史に関する資料等のほか、重要文化財に指定される曾我蕭白「紙本墨画淡彩楼閣山水図」(高精度複製品 現物は琵琶湖文化館に寄託)をはじめ奉納された絵画や陶芸品などを展示する。
開館時間:午前9時30分から午後4時30分
休館日:月曜日休館(祝休日の場合は開館 振替日はなし)
時計館宝物館・wikipedia-photo、漏刻・wikipedia-photo
古代火時計・wikipedia-photo

Hidokei I (日時計1)・wikipedia-photo、Hidokei II (日時計2)・wikipedia-photo  (wikipedia・近江神宮より)]

近江神宮ホームページ

近江神宮境内図(「オープンストリートマップ」より。)

一の鳥居 – Google Map 画像リンク」、「二の鳥居 – Google Map 画像リンク」、「手水舎 – Google Map 画像リンク」、「楼門 – Google Map 画像リンク」、「近江神宮 外拝殿 – Google Map 画像リンク」、「近江神宮 本殿 – Google Map 画像リンク

近江神宮鳥瞰カメラ。

カメラ西方向が近江神宮一の鳥居です。

カメラ西北西方向が近江神宮二の鳥居です。

近江神宮楼門前のストリートビューです。

近江神宮楼門内のストリートビューで、カメラ南方向に時計館宝物館、カメラ北方向に神楽殿があります。

近江神宮外拝殿のストリートビューです。

栖松遥拝殿前のストリートビューです。

近江神宮外拝殿前のカメラで、カメラ南南東方向角が時計館宝物館で、カメラ西北西方向に古代火時計があります。