響忍寺

マーカーは響忍寺です。

響忍寺(こうにんじ)
[響忍寺(木下町15-33)は、大養寺の門と共に膳所六門の一つとして現存しています。他の四門はすでにありません。(桃源禅寺の門・永田屋敷の門・久保屋敷の門・北本多屋敷の門)響忍寺は元家老屋敷でありましたが、家老が転居したのでそのあとに移り住んだといわれています。寺の門らしくない構えが特徴となっています。僧宗慶が元和年間に開基した真宗東本願寺の末寺です。  (「大津のかんきょう宝箱 響忍寺の門(木下町)」より)]

[和田神社を過ぎて斜め左へ向かうと、饗忍寺(こうにんじ)の長屋門に突き当たります。もとは膳所藩家老村松八郎右衛門の屋敷といい、大砲を据える台場と防塁が築かれていたと言われています。さらにくわえると、響仁寺の西側を流れる相模川は、もともと膳所ケ崎(現在の膳所公園付近)へむけて流れていましたが、膳所城築城に伴って堀の役目を持たせるために現在の位置へ付け替えられたと言われています。この屋敷によって街道を枡形に迂回させるとともに、堀の役目を持たせた相模川は、城下町を守る大きなポイントであったと言えます。  (「新近江名所圖会第208回 膳所六万石城下町の出入口」より)]

響忍寺 – Google Map 画像リンク

カメラ西方向が響忍寺長屋門です。