マーカーは黒塚古墳です。
黒塚古墳
[黒塚古墳(くろつかこふん、くろづかこふん)は、奈良県天理市柳本町にある前期(3世紀末頃)前方後円墳。33面の三角縁神獣鏡が出土したことで有名。
本古墳は、奈良盆地の東南部に位置する大和古墳群に属し、台地の縁辺部に立地している。最初に発掘調査が行われたのは1961年(昭和36年)の事前調査であり、後世に城郭として利用されたことがこの時分かった。また、1989年(平成元年)、周囲の池の護岸工事の事前調査が行われている。1997年(平成9年)から翌年にかけて学術調査が奈良県立橿原考古学研究所によって行われ、規模と墳形が明らかになった。
全長約130メートルの前方後円墳で、後円部径約72メートル、高さ約11メートル、前方部長さ約48メートル、高さや6メートル、後円部3段、前方部2段で前方部と後円部の落差が大きい。前方部正面にわずかな弧状のふくらみが見られ撥形であることが分かる。これらは、前期古墳の特徴である。周濠を持っている。葺石や埴輪は確認されていない。
1997年(平成9年)から翌年にかけて奈良県立橿原考古学研究所が行った第3次発掘調査で、三角縁神獣鏡33面と画文帯神獣鏡1面が、副葬当時に近い状態で発見された。
古墳は天理市によって整備が行われ、柳本公園となっているほか、古墳に隣接して竪穴式石室の実物大模型などを展示する「天理市立黒塚古墳展示館」が設けられている。平成13年(2001年)1月29日国の史跡に指定された。また、出土品も平成16年(2004)に「奈良県黒塚古墳出土品」(奈良県立橿原考古学研究所所蔵)として重要文化財に指定されている。
戦国時代には古墳に柳本城を築城、江戸時代織田家が城跡に柳本陣屋を構築し柳本藩藩庁とした。
墳丘全景(右に後円部、左奥に前方部)・wikipedia-photo
ウィキメディアコモンズには、黒塚古墳の画像またはその他のファイルが含まれています。 (wikipedia・黒塚古墳より)]
「柳本公園・黒塚古墳 – Google Map 画像リンク」
カメラ北方向が黒塚古墳です。
黒塚古墳記念碑前のカメラです。