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唐招提寺(御影堂)
[御影堂 – 重要文化財。文化財指定名称は「旧一乗院 宸殿 殿上及び玄関」。鑑真の肖像彫刻(国宝)を安置する(開山忌前後のの6月5日 – 7日のみ公開)。建物は興福寺の有力な子院であった一乗院(廃絶)の遺構で、慶安2年(1649年)の建立。1962年までは地方裁判所の庁舎として使用され、1964年に唐招提寺に移築された。障壁画は鑑真像に奉納するため、日本画家東山魁夷によって新たに描かれたものである。
御影堂(玄関)・wikipedia-photo
●乾漆鑑真和上坐像 – 像高80.1センチメートル。伝承によれば鑑真の弟子の忍基が、唐招提寺の講堂の梁が折れる夢を見、師僧の死去が間近いことを知って造らせたものという。鑑真が没した天平宝字7年(763年)頃の作と推定され、日本最古の肖像彫刻といわれている。脱活乾漆造だが、膝上で組んだ両手は木製である。肖像彫刻としては異例の、目を閉じた形に表される。この像は1977年にはパリのプティ・パレ美術館で展示され、1980年には中国に「里帰り」して揚州(鑑真の故郷)と北京で公開された。2013年、複製像が制作された。
御影堂表門・wikipedia-photo
御影堂(玄関)・wikipedia-photo
鑑真和上像・wikipedia-photo
(wikipedia・唐招提寺より)]
唐招提寺平面図(「唐招提寺2010プロジェクト」より)
カメラ北東方向が御影堂山門です。