水谷茶屋

マーカーは水谷茶屋内です。

水谷茶屋
[茶屋のそばには店名の由来となった春日大社の摂社・水谷神社が鎮座し、水谷川のせせらぎを聞きながら軽食や甘味を味わえる。さぞ歴史の古い店なのだろうと思いきや、創業は1948(昭和23)年とその佇まいにしては新しい。店主の伊賀さんによると、かやぶき屋根の建物は大正期のもの。しかも、「もとは屋根と柱だけのあずま屋だった」というから驚きだ。
 戦後間もないころ、初代店主である伊賀さんの祖母が「どこかで商売をしたい」と新聞記者の夫に相談し、夫がさらに奈良県庁の職員に相談したところ、奈良公園内の休憩所のひとつだったこの場所を紹介されたのが、水谷茶屋の始まりだったのだそう。「リアカーでお手製のわらび餅を茶屋まで運んでお茶と共に提供するところから商売をスタートし、徐々に壁や建具を増設していったようです。私が子どもの頃には、今の形になっていましたね」と伊賀さんは言う。  (「水谷茶屋/「昔話のような」茶屋の意外な誕生秘話 – 奈良」より)]

大和名所図会. 巻之1-6 / 秋里舜福 [著] ; 竹原信繁 画」・「春日御茶屋」(1-25)

春日野もみじの里 水谷茶屋 – Google Map 画像リンク

カメラ南南東方向が水谷茶屋です。

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