マーカーは白山神社です。
白山神社
[白山神社(はくさんじんじゃ)は京都府宇治市白川娑婆山にある神社である。金色院の鎮守社として、1146年加賀の白山神を勧請したのが始まり。金色院は、焼失、再建ののち衰えるが、白山神社はのこる。
白山神社は、790年(延暦9年)に疱瘡が流行した際に、その治癒を願って建てられたと伝えられる。その後1102年に冷泉天皇の皇后、寛子により白川金色院が建立され、1146年に白山神社が勧請された。これは白山神社が金色院の鎮守社となったことを意味するといわれる。 その後、1460年に金色院が炎上したが1463年に『白川別所金色院勧進状』が発布され、1467年金色院は再建された。この間、白川の人々は白山神社を信仰の対象としていた。
祭事
毎年10月18日に秋祭りが行われるが、この祭礼に先立ち、18日未明「百味の御食(おんじき)」と呼ばれる神饌が供えられる。百味とは、山林田畑でとれる食物のことをいう。 百味の種類には次のようなものがある。
●稲穂(大正餅・琵琶光・日本晴・こしひかりなど)
●豆類(金時豆・黒豆・大豆など)
●芋類(さつまいも・自然薯・むかご・馬鈴薯など)
●きのこ類(椎茸・松茸など)
●種実類(栗・銀杏・胡桃)
●果実類(柿・梨・みかん・棗・鷹の爪・柚子・橙・野葡萄・ザクロ・花梨など)
●野菜類(大根・百合根・菊菜・水菜・ごぼう・茄子・蓮根・トマトなど)
また、この神饌には、茶の枝が含まれている。茶の枝は、元来は含まれていなかったが、1970年頃、神事の当番(「当屋」または「御膳番」という)が白川はお茶の産地であることから提案しはじまった。茶の品種では、あさひ、京みどり、ごこう、やぶきた、こまかげ、さみどりなどがあった。神饌に茶が含まれるのは、宇治の地域性を示す貴重なものである。
調製は、30㎝から40㎝に切ったマンボの茎に百味をつきさしたものを、南瓜の台にさしこんでたてる。
7月18日には、砂持ちや拝殿の障子の張替が行われる。砂持ちでは、参道に寺川から上げられた砂が運ばれてまかれる[11]。社前には、三角錐状の「清め砂(立砂)」が2組作られる。
建物
拝殿 – 重要文化財。1277年(建治3年)建立。指定番号指定番号00548。重文指定年月日 1910年(明治43年)8月29日。桁行三間、梁間三間、一重、寄棟造、茅葺。住宅様式。
拝殿内部の床は拭板敷(ぬぐいいたじき)、柱間は、吹寄桟の腰高障子。天井は折上小組格天井。この折上小組格天井の折上部分の枝輪が4本のみである。拝殿は宇治離宮の建物であったという説がある。
本殿 – 流れ造り。屋根は檜皮葺。
白山神社・wikipedia-photo
(wikipedia・白山神社_(宇治市)より)]
「宇治市白川 白山神社 – 愛しきものたち – Gooブログ」、「気になる神社 宇治 白山神社 京都THUG LIFE」
白山神社境内図(「オープンストリートマップ」より。)
「拾遺都名所図会」・「巻之四 前朱雀 金色院」
金色院(拡大図)
{図会左ページに金色院、右ページに白山大権現(白山神社)が描かれています。]
白山神社参道前のカメラです。
白山神社鳥居(Google Map 画像)
白山神社参道石段(Google Map 画像)
白山神社拝殿(Google Map 画像)
白山神社本殿拝所(Google Map 画像)