マーカーは蘇我氏邸跡発掘調査地(2013年)です。
蘇我氏邸跡発掘調査地(2013年)
[飛鳥時代の有力豪族、蘇我氏の邸宅があったとされる奈良県高市郡明日香村の甘樫丘(あまかしのおか)を調査中の奈良文化財研究所は5日(2013/9)、丘東側のふもとで、大がかりに谷を埋め立てて建てた7世紀中ごろの建物跡を見つけたと発表した。南西の谷でも造成工事の痕跡が見つかっており、同研究所は「当時、丘全体を大規模に造成していた可能性が高い」とみている。
建物跡は大小2棟あり、大きい1棟は南北3.6メートル、東西4.5メートル。高床式の構造で、小型の倉庫かやぐらなどだったとみられる。周辺は南北約30メートル以上、東西約20メートル以上の範囲で谷を埋め立て、5.5メートル以上の盛り土をして、平たん地を造成してあった。
遺構のすぐ上を覆う土の層からも7世紀中ごろの土器などが見つかっており、同研究所は「建物が使用された期間は短く、数年で取り壊された」と推察している。 (「7世紀に大規模造成か、蘇我氏邸宅跡説の丘 奈良 :日本経済新」より)]
カメラ北西方向道路先が蘇我氏邸跡発掘調査地(2013年)です。