マーカーは都塚古墳です。
都塚古墳
[2014年8月13日、国内で例のない階段ピラミッド状の巨大方墳と判明した奈良県高市郡明日香村の都塚(みやこづか)古墳。被葬者は、古代朝廷の実力者・蘇我馬子(そがのうまこ)の父、蘇我稲目(いなめ)である可能性が高い。稲目は歴史上では馬子ほどメジャーではないが、天皇家との姻戚関係を確立、蘇我氏の隆盛の基盤をつくった人物だ。今回の調査によって、馬子の墓とされ、上部構造が不明だった石舞台古墳(7世紀前半)についても、同じ形だった可能性が出てきた。 (「都塚古墳「古代飛鳥の歴史解く発見」 石舞台もピラミッド状」より)]
[蘇我稲目(いなめ)の墓の可能性が高く、階段ピラミッド状の巨大方墳とされる奈良県明日香村の都塚(みやこづか)古墳(6世紀後半)で、新たに築造当初の階段状の墳丘のコーナー部分が見つかり1日、関西大と同村教委が発表した。古墳が階段ピラミッド状の方墳であることが、改めて裏付けられたとしている。
都塚古墳は、昨年8月の発掘調査で墳頂部に近い墳丘東斜面から石積みの階段状遺構が4段分(長さ約6メートル)見つかり、築造当初は階段ピラミッド状の巨大方墳(東西41メートル、南北42メートル、高さ7メートル以上)だったことが分かった。
関西大などがその後、遺構が見つかった場所の南側を発掘したところ、築造当初の墳丘の南東コーナー部分の階段状遺構が3段分確認された。
関西大の米田文孝教授(考古学)は「階段状構造については疑問を持つ考えもあったが、少なくとも墳丘上部は階段状をしていたことが裏付けられた。高句麗の積石塚(つみいしづか)などの影響を受けた可能性もある」としている。
遺構はすでに埋め戻された。 (「明日香・都塚古墳で「階段状遺構」新たに発見、「ピラミッド … 」より)]
カメラ北東方向が都塚古墳です。