飛鳥川万葉の飛び石

マーカーは飛鳥川万葉の飛び石です。

飛鳥川万葉の飛び石
[「年月も いまだ経なくに 明日香川
    瀬々ゆ渡しし 石橋もなし」(万葉集巻7・1126)
日本最古の橋は「百済川」(今の平野川)に架けられ、「つるのはし」と呼ばれたことから、「鶴橋」(大阪環状線や近鉄電車の駅があります)の地名になったそうです。
「橋」が出来る前の時代は、奥飛鳥稲渕こあるような飛び石が橋の役目を果していたのでしょう。
飛鳥川は、古の時代は氾濫を繰り返し絶えずその流れを変えていたといいます。
その時代の飛鳥川を感じさせてくれる唯一の場所がこの辺りか、更に上流でないと感じることが出来なくなってきています。
飛鳥川上流流域には、幾つかの飛び石がありましたが、多くは流されたりしています。
稲渕の人たちの努力もあって、きれいに残っています。
万葉集には、動画の歌の他に、「明日香川 明日も渡らむ 石橋の 遠き心は 思ほえぬかも」(巻11-2701)と石橋が歌われ、愛情表現を石橋に託していたようです。
 石舞台から徒歩約30分、神所橋のやや上流にあります。  (「飛び石 of NPO法人明日香の未来を創る会」より)]

大和名所図会. 巻之1-6 / 秋里舜福 [著] ; 竹原信繁 画」・「家を売りてよめる 飛鳥川 淵にもあらぬ 我が宿も 瀬にかはりゆく ものにぞありける 伊勢.JPG」(5-38)

飛鳥川万葉の飛び石 – Google Map 画像リンク

カメラ南方向が飛鳥川万葉の飛び石です。