マーカーは喜多美術館です。
喜多美術館
[喜多美術館は、創設者である、喜多才治郎(平成17年9月9日没)が、長年に亘って、蒐集した西洋近・現代美術を還暦を迎えるにあたり、「何か社会に還元したい」と思い、財団を設立し、ちょうど屋敷が、「山の辺の道」に面していましたので、その一郭の「金屋の石仏」の前に美術館を建設し、昭和63年(1988年)春、開館いたしました。
周辺には、国のまほろば・明日香をはじめ、社寺、仏閣が散在し、古代史を飾る重要な古墳や旧跡が多く、森林浴をしつつ散策される方々に、近・現代美術に触れ、現代の目で古代に思いをよせて頂くのも意義深いことと存じます。
本館は、世紀末印象派から具象を主体に、ルノワ-ル、ゴッホ、ピカソ、佐伯祐三、須田国太郎、藤田嗣治、ユトリロ、ジャッド、ウォーホル、アート&ランゲージ等を展示。
平成6年本館に隣接して、初代理事長・亀田得治の記念館を建設し、「ボイスとデュシャンの部屋」と名付けて、ヨーゼフ・ボイス、マルセル・デュシャン他を展示。
平成8年9月からは、東洋美術も親しみやすく、馴染みが深いと聞きますので、本館の向かいに、古い酒蔵を改造し、先祖から賞味愛用してきた漆器、陶器を主軸に公開しました。又、開館10周年を迎えました平成11年には、本館の南西側に新館を建設し、奈良県近郊の作家の紹介を中心とした企画展・特別展等を、年6回程開催しています。
これからも新進気鋭の若手作家の紹介を特に継続していきたいと存じます。
開館 時間:午前10時~午後5時(入館は、4時30分迄)
休館日:月曜日・木曜日(但し、祝日の時は翌日)、展示替え・夏休み・年末年始
入館料:常設展・特別展(企画展) 共で、大人800円、大学生・高校生700円、中学生・小学生200(保護者同伴) ※10名以上団体割引有り (「喜多美術館ホームページ」より)]
「田園の孤独な目の軌跡 『喜多美術館』 – WEDGE Infinity」
カメラ位置は金屋の石仏前で、カメラ南方向が喜多美術館です。