マーカーは報土寺です。
「国立国会図書館デジタルコレクション – [洛中絵図・洛外絵図]. [2]」(コマ番号3/5・絵図四つ切右上、緑の台形枠右に報土寺が描かれています。)
報土寺
[浄土宗知恩院派に属する寺である。当寺は、貞観元年(859)、行教(ぎょうきょう)が真言宗の寺として創建したものと伝えられている。その後、応仁の乱などにより堂宇は荒廃したが、永禄2年(1559)、選誉照阿(せんよしょうあ)により、浄土宗の寺院として、相国寺惣門の東南に再興された。以後、浄土宗の念仏道場として栄え、寛文3年(1663)頃に、現在地に移転した。表門と共に重要文化財に指定されている本堂は、桁行7間梁行6間、入母屋造の本瓦葺の建物で、寛永6年(1629)に建立され、寺地移転に際し、移築されたものである。また、当寺が、所蔵する木造阿弥陀如来立像(重要文化財)は、正嘉2年(1258)7月12日の造像銘があり、もとは、近江国(滋賀県)の八幡宮に祀られていたものと伝えられている。上京区仁和寺街道六軒町西入四番町 (「京都観光Navi:報土寺(駒札)」より)]
カメラ北北東方向が報土寺山門です。