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紋屋図子
[図子(又は辻子)とは袋小路の突き当たりを貫通させ,通路として開放した通りをいいます。ほとんどが狭く軽自動車1台がやっと通れる幅が多いとか。
もともと智恵光院通から入ると袋小路でしたが,塞いでいた家屋を私財を投げ打って買い大宮通まで貫通させたのが,はじめて紋織を考案した宗麟でした。その宗麟の屋号「紋屋」の名をとって名付けられました。
このあたりは,帯び屋,お召し屋,紋屋さんなど織物にかかわる職種が多いようです。 (「京都府の古い町並み」より)]
[この紋屋図子は当初「聖天の図子」とよばれ、昔は大宮通に抜けない袋小路でした。しかしそれを御寮織物司(紋屋)・井関七右衛門が私財を持ってして突き当たりの家を買い取り、路地を大宮通まで貫通させたのです。その功をたたえて彼の称号から「紋屋図子」と改称したといいます。江戸期の職人長屋を今に残す「三上家」の路地。今は陶芸家や写真家らが住む人気物件で観光客も絶えません。三上家は紋屋町に現存するただ1軒の紋屋だそうです。 (「紋屋図子の古い町並み – 一路一会」より)]
カメラ位置は紋屋図子で、カメラ北方向が江戸時代の職人長屋を今に残す「三上家」の路地です。