マーカーは京都市庁舎です。
京都市庁舎
[京都市の三代目庁舎(Ⅰ期設計:武田五一、中野進一)は大正14年3月16日着工し昭和2(1927)年4月19日完成。三代目庁舎(Ⅱ期設計:武田五一、中野進一・延べ床面積16,678.21㎡/構造 鉄筋コンクリート造 地上4階 地下1階建)と西庁舎(延べ床面積1,505.56㎡/構造 鉄筋コンクリート造 地上3階建)は昭和5年10月1日着工し昭和6(1931)年8月15日完成。西庁舎の地上4階部分は昭和41年12月19日完成。
車寄せを有する玄関を正面中央に据え,ほぼ完全に左右対称で,中央と両翼を突き出させて強調し,更に塔を持つなど,ヨーロッパの伝統様式(ネオ・バロック的骨格)の特色を有する。また,細部には東洋的な建築様式を採用している。
装飾の位置や寸法は西洋の建築様式に従っているものの,半円形アーチがイスラム風の葱花形アーチに置換・変形されるなど,全館の内外にわたり東洋的モチーフ(日本的,中国的,イスラム的,インド的と多彩)への置換・変形が見られる。
この東洋的モチーフへの置き換えは,本庁舎最大の特徴と言えるものであり,特に,装飾密度の高い正面中央部とエントランスホール,市長室,第一応接室で顕著に見られる。
中国・インドまで含めた東洋的モチーフを用いている建物は少なく,その中にあって,本庁舎は建物の内外で一貫してこの手法を用いており,その意味では近代建築史上重要な位置を占めていると言える。 (「京都市庁舎の沿革 1 沿革、京都市庁舎の沿革 2 現本庁舎の特色 」より)]
[現在の本庁舎は京都市会議事堂内への開庁から数えて3代目にあたる。本庁舎前の広場では度々イベントが開催される。増改築後の本庁舎は2021年9月から供用が始まった。
京都市役所の本庁舎(2006年1月)・wikipedia-photo
(wikipedia・京都市役所より)]
グーグル・アート・プロジェクト – 歴史アーカイブ – 「京都散策・明治初期~大正初期」
カメラ北方向が京都市庁舎です。(2024年3月画像)