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「国立国会図書館デジタルコレクション – [洛中絵図・洛外絵図]. [2]」(コマ番号2/5・絵図中央付近、藤堂和泉守下に空也堂が描かれています。)
光勝寺極楽院(空也堂)
[空也を本尊とするため空也堂と呼ばれるが、正しくは紫雲山光勝寺極楽院(しうんざんこうしょうじごくらくいん)と号する、天台宗の寺。天慶2年(939)、空也上人の開創といわれ、当初は三条櫛笥にあったので櫛笥道場とも市中道場とも呼ばれた。応仁の乱で焼亡したが、寛永年間に現在地に再建された。空也は鐘を叩き念仏を唱えて全国行脚し、仏教の庶民階層への布教に尽力する傍ら、橋を架け、道路や井戸を整備し、野にある死骸を火葬して荼毘に付すなど社会事業も行った。そのため、空也は市聖とか阿弥陀聖と称され、後の一遍をはじめとする布教僧に大きな影響を与えた。 毎年11月の第2日曜日に、空也上人を偲んで開山忌(空也忌)の法要が営まれる。王服(おうぶく)茶の献茶式の後、空也僧による歓喜踊躍(かんぎゆやく)念仏と重要無形民俗文化財の六斎念仏(ろくさいねんぶつ)焼香式が奉修される。 (「京都観光Navi:空也堂」より)]
空也堂資料リンク
「拾遺都名所図会」・「巻之一 平安城 空也堂踊念仏」、「巻之一 平安城 魂まつり (魂祭)」
空也堂踊念仏(拡大図)
[空也堂(くうやだう)踊念仏(おどりねんぶつ) から鮭も空也の痩も寒の中ばせを]
魂まつり (魂祭)(拡大図)
[こちらからいはせてばかり魂まつり 加賀千代
六斎念仏は毎歳七月十五日に在郷よりおのおの組を立て都の町々に出、盂蘭盆会魂祭の馳走に家々の所望により行ひける。近年はおどけ狂言をまじへて衆人の目を悦ばしむるも、三仏乗の因となる便りならんと。]
「空也堂 – Google Map 画像リンク」、「空也堂極楽院 – Google Map 画像リンク」
カメラ南南東方向が光勝寺極楽院(空也堂)山門です。