マーカーは喫茶店「築地」です。
喫茶店「築地」
[河原町四条上がる一筋目東に「築地」という喫茶店があります。こちらも昭和9年に開業したそうです。このお店も思い出深い方が多いのではないでしょうか?
古くから今の地にあり、店の雰囲気は昔のままなんですよ。
店の構えはパブを思わせるような感じで、事実外国の方などがビール、ビールといって入ってこられる方もいらっしゃるとか。確かに、入口の扉は西部劇のバーの入口みたいになっています。店内に入ると、所狭しといろんなアンティークグッズが並べてあります。「これらは全て創業者のお爺さんが趣味で集めたものなんです。」と、現在の経営者である原田雅史さんはおっしゃいます。特に時計が多く何台もの時計があり、実際は動くらしいのですが全て止めてあるそうです。
二階には大きな古時計があり、百年ほどの歴史があるそうです。「大きな古時計」そのものです。こちらの店では午前中は大体一階だけで営業しており、混んでくる午後二時頃から二階を開けるそうです。営業時間は午前11時から午後11時までとなっています。元々二階は従業員の宿泊所になっていたものを昭和27、28年頃に今のように店舗として活用するようになったそうです。
「築地」という店の名前は後から付けたもので、元々は「バックストリート」と言っていたらしいです。戦時中それが敵製語ということで変更を余儀なくされたのですが、高瀬川のあたりで「築地」という名で別に開いていたバーの名前を活用し、それぞれを「築地東」、「築地西」としたそうです。その後、バーとして営業していた店を閉店し今のお店が「築地」として残ったそうです。 (「老舗喫茶特集|京都府庁生活協同組合」より)]
カメラは「酒房 すい心」のストリートビューで、カメラ東北東方向が喫茶店「築地」です。(酒房すいしん 河原町店 – 河原町/居酒屋 [食べログ])