大江能楽堂

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大江能楽堂
[大江能楽堂(おおえのうがくどう)は、京都府京都市中京区にある能楽堂。観世流五世大江又三郎(大江竹雪)が、1908年(明治41年)に創建した。太平洋戦争末期に強制取り壊しに遭いかけたが、終戦で舞台と見所はかろうじて残った。2001年(平成13年)に大改修を施され、400名収容の木造能楽堂として現在も能が演じられている。
大江能楽堂(京都市中京区押小路柳馬場橘町東入)・wikipedia-photo  (wikipedia・大江能楽堂より)]

[京都を彩る建物や庭園 京都市文化市民局
推薦理由(抜粋)
 切妻屋根の舞台を中心に,見所は2階建ての別棟とし,舞台を矩折に取り巻いている。明治後期に創建された能楽堂の希少な建築遺構である。
認定番号
 第40号
認定理由
 大江家は観世流能楽師の家柄で,当主は又三郎七世を継ぐ。能楽堂は又三郎五世により,明治41年に建てられた。昭和20年に建物疎開により楽屋や住居部分が取り壊されたが,舞台のみが終戦により解体を免れた経緯を持つ。その舞台で戦後の混乱期に早々に公演を行ない,以来休むことなく定期能を開催,能楽の継承,普及に貢献している。細い廊下を進み小さな入口から見所に入ると,そこには切妻屋根の能舞台と2階建の見所が矩形に設けられ,外光が入るが明る過ぎない大空間が広がっている。独立した木造の能楽堂が建てられた当初の風情を今に伝えるとともに,能と言う伝統芸能を支えてきた建物として貴重である。  (「大江能楽堂 – 京都を彩る建物や庭園 京都市文化市民局」より)]

大江能楽堂ホームページ

大江能楽堂 – Google Map 画像リンク

カメラ南西方向が大江能楽堂です。