京華堂利保

マーカーは京華堂利保です。

※1903年創業の老舗和菓子店「京華堂利保」(京都市左京区)が2022年1月31日、118年間守ってきたのれんを下ろしました。

京華堂利保
[1903年創業。]

[鴨川に架かる二条大橋の東詰(川端二条交差点)を東に入り、二条通を進むとまもなく黒い水引暖簾と黒格子の落ち着いた京菓子の老舗の前に差し掛かります。「菓子司 京華堂利保(きょうかどう としやす)」です。
明治21年に禁裏御用達の上菓子店仲間によって結成された「菓匠會」に遅れての参加となったのは、京華堂利保の創業が1903年(明治36年)だったため。現在、京華堂を代表する菓子は二代目が創案した茶の心に通じる「濤々(とうとう)」。三千家の武者小路千家官休庵の堂(祖堂か?)に掛かる額「濤々」(讃岐高松藩松平候の揮毫)にちなみ、その文字をそのまま銘菓の名称としたもの(官休庵・十三代有隣斎宗匠と相談)。  (「京都 川端二条 菓子司 京華堂利保: 東京雑写」より)]

[二条の、川端とイオンの中間あたりにある京華堂利保さん。まだ知らないお菓子を食べたいなーと和菓子の本をめくって、こちらの「濤々」を見つけ、買いに伺いました。
二条通は学生時代に所用でよく歩いていたのですが、黒い格子のある店舗には全然気付いていませんでした…店内には古い大きな箪笥や花頭窓があり、重厚感が漂います。
「濤々」は一つから購入できます。香ばしい麩焼きのおせんべい2枚で餡を挟んだもの。おせんべいの表面にすり蜜で渦巻模様をさっと刷いてあります。濃厚なこし餡には刻んだ大徳寺納豆が練り込まれていて甘さの中にふわりと独特の風味と塩気を感じます。香ばしいような不思議な風味で、今まで食べたことがある物の中で一番近いのは、奈良漬クッキーに仕込まれた奈良漬だと思いました。刻んでお菓子に入れられた、歴史の長い発酵食品同士、ちょっと似通っているのかも。大徳寺納豆のアクセントがあることで、全体に侘びた風格を帯びていてありきたりでなく、おいしかったです。  (「風格を感じる「濤々」」より)]

京華堂 利保 (きょうかどう としやす) – 神宮丸太町/和菓子 [食べログ]

京華堂利保 – Google Map 画像リンク

カメラ北方向が京華堂利保です。

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