マーカーは鞍馬街道・くらま辻井前です。
鞍馬街道
[北区鞍馬口町から賀茂川の出雲路橋を渡り、下鴨中通を北上、鞍馬川の谷をさかのぼって鞍馬寺門前に至る12キロの道。今も消費物資の重要ルート。貴船神社・鞍馬寺への参詣道として平安時代から利用され、室町時代には軍事街道の一つでもあった。 (「京都観光Navi:鞍馬街道」より)]
[この山域の主な産業といえば林業ですが、以前は製炭と採石も大きな比重を占めていました。
京都に近く寺院も多いため、古くより製炭が盛んでした。近江炭や山城炭と呼ばれていたもので、近世の小野炭は著名です。1686(貞享3)年に刊行された山城国の本格的地誌である『雍州府志』(六 土産)には、「炭所々に出ず。然れども山城国鞍馬山ならびに小野里におけるの産をよしと為す。これ俗に焼炭と称すなり」とあって、山城国産の炭は池田(摂津)・一倉(丹波)の切炭や洞炭に比べて、とくに区別したことを述べています。大原に集められた炭は、上高野・出町柳などの仲買人によって市中に売られたようです(『日本木炭史』)。 (「山系を歩くために【3】」より)]
「拾遺都名所図会」・「巻之三 後玄武・右白虎 炭竈里」
炭竈里(拡大図)
鞍馬駅付近街道
くらま辻井前